本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797260434
作品紹介・あらすじ
地球環境問題を私たちが考えるための書
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
今迄 森林破壊や地球温暖化、飢餓、自然エネルギーの枯渇、動植物の絶滅問題など…聞いたことがあっても本当に真剣に考えた事や、それに対して行動してはきませんでした。
でも、今とても大変な問題が起きていて、それは偉い人や研究者が考えることではなく、私達自身がもっと考えなければいけない状況になっています。
本では、図は少ないですが今おかれている状況が様々な側面から書かれています。
そして森林破壊や食糧問題は単一の問題ではなく、繋がった一つの問題だと気づきます。
知らないことも沢山知ることが出来ます。
特に気になったのは、人口増加に伴って使うエネルギーが既に足りていないこと。
そして、家畜を育てるのには多くの穀物と水を必要とし、それを多く輸入する日本は水を輸入していると考えた時、国内で使っているよりも多くの水を輸入しているのと同じだということです。
また、家畜を育てるのに使う穀物を人が食べる分に回せば飢餓はなくなるということ。作った穀物を全人類で分けても余るほど。肉の需要が増えるほど、穀物が足りなくなるということ。
こういう考え方はした事が無かったので、無知だったなと感じてしまいました。
今、昔のような暮らしに戻りましょうというのは無理があると思います。でも、個人でも出来ることから始めることが大切だと思いました。
新しい豊かさを求める時がきていると感じています。
全3件中 1 - 3件を表示