- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797336566
作品紹介・あらすじ
取材のためにエルサレムを訪れた作家のモリーンは、白昼に突然幻視に襲われた。怒りに顔をゆがませた群集のなか、赤い服をまとって高貴にただすむ女性-彼女はモリーンに助けを切願した。これは夢なのか、それとも予言?幻視のなかに何度も現われるその女性について調べるうち、モリーンは女性がマグダラのマリアであると確信する。不思議な力に導かれて南仏を訪れたモリーンは「マグダラのマリアが選んだときに"待ち望まれし者"がやってくる」という預言の存在を知り、真相を追うが…世界29カ国で出版決定。ボッティチェリをはじめとする芸術家、ヨーロッパの王家、科学者からアーサー王伝説まで織りそんだ壮大な歴史ミステリー3部作。
感想・レビュー・書評
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ダビンチコード??
って気分。今の所。。 -
待ち望まれし者シリーズ第1作。
マグダラのマリアはイエス・キリストの妻だった――大胆な発想をもとに、キリストの”真実の姿”を描きだした歴史ミステリ。
上巻は大ヒットした『ダ・ヴィンチ・コード』の二番煎じ(?)のような展開だが、下巻のマグダラのマリアの視点によるキリストの磔刑が描かれている部分は緊迫感があって読ませる。とにかく読書中にこんなにPCのお世話になったのは初めて。作中に登場する数々の名画が重要なモチーフになっているため、どんな絵なのか調べる必要があった。ホセ・デ・リベラ作『砂漠のマグダラのマリア』がとても美しい。 -
文庫で読了。
現代と中世を行き来する構成で、初めはとっつきにくい感じでしたが、中世の女領主カッケー!(・∀・)って感じですが、現代に生まれて良かった~と思います。
サスペンス要素は、薄味に感じましたが、結末には満足しました。 -
なんか こういう本をたくさん読んでいるような気がする。グノーシス派 とか カタリ派 とか。