リストカットシンデレラ(上)

著者 : 春崎代

• ソフトバンククリエイティブ (2008年5月24日発売)

感想・レビュー・書評

[ひなきさんの感想 · 2012年2月17日]

上下ともずっと積んでたんですがちょっと前に読み終わりました。タイトルで購入を決めたんですが期待しすぎちゃったかなって思います。

[まんさんの感想 · 2010年7月17日]

『リストカットシンデレラ』と銘打っていますが、自傷行為の描写はほとんどない。基軸になっているのは同性愛（レズビアン）。
物語は筆者の幼少時の回想から始まり、淡々と進行。自伝的小説というよりほぼ自伝であるように思う。口語体のドライな語り口で、絵文字やいわゆるスイーツ・ギャル的な言動はありません。そういう意味では拒否感も少なく、他人（ナウいティーンガール）の人生・感情（通称リアル）を追体験（しようと思えば）できる貴重な作品（かもしれない）（そうなの？）