カラー図解でわかる通信のしくみ あなたはインターネット&モバイル通信をどこまで理解していますか? (サイエンス・アイ新書)

著者 :
  • SBクリエイティブ
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本棚登録 : 85
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797348743

作品紹介・あらすじ

21世紀はインターネットとモバイル通信の時代です。
本書は、インターネットが電話と異なるどのような技術で支えられ、
FTTHなどのブロードバンド通信を実現しているかを解説し、
携帯電話やスマートフォンの電波の使い方や、高速化される無線LAN技術についても、
最新の情報を図解でわかりやすく解説します。

はじめに
第1章 電話からインターネットへ
第2章 現代はブロードバンド通信の時代
第3章 進化する携帯電話
第4章 ますます広がる無線LANの世界

感想・レビュー・書評

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  • 当たり前に使用する携帯関連にまつわる解説本ですが、安定のSBクリエイティブのカラーイラストにより分かりやすく解説されています。

    井上さんの著書自体は過去にも読みましたが、一番一般向けというかわかりやすく解説している印象です。
    最近はこの手のプロセスを記述した一般書が少なく、読もうとするとだいぶ古いものが多い印象です。

    最新のスマホや通信関連の構造などの専門書も読み漁りたくなってくる本でした。

  • 【由来】
    ・図書館の新書アラート

    【期待したもの】
    ・無線を起点に、ネットワークの基礎について知っておきたい。

    【ノート】
    ・まぁ、ほぼ既知だが、幾つか教えられることもあった。平易な記述の中に、いきなり閾値を超えた記述が入り交じってる箇所も少しあった。イラストは総じて分かりやすいが、ちょっと無理があると感じるものもあり。ただし、カラーイラストを用いて記述を最小限にしてコンパクトにまとめようとしているのは評価できる。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:547||I
    資料ID:95140054

  • 登録番号:10867 分類番号:547イ

  • 資料ID:98140505
    請求記号: 081||S||SIS-293
    配置場所:普通図書

    われわれの社会に欠かせないものになった、通信の技術について紹介した本。
    カラー版なのでイラストや図解が多くて、専門用語はでてくるが読みやすい!!

  • 通信技術についてはよく分かってない部分も多いので読んでみた。
    パケット通信に優先符号なんてものがあることを初めて知った。だからIP電話なんてものができるのか。そのうち、固定電話のほとんどはIP電話になっていくのだろうか。
    この本に書かれている技術では、PLC(電力線通信)が気になった。電力線を利用した通信というのは聞いたことあるけど、正直よく分かってない。PLCモデムを使ってるとこってどれぐらいあるのだろう。
    後、初めて知ったけど、携帯電話よりもPHSのほうが高速なデータ通信を行うことができるらしい。ずっと逆だと思ってた。後、CDMA2000よりW-CDMAのほうが高速とか。auユーザーの自分としてはがっかり。CDMA2000は電話とデータ通信を同時にできないし、いいとこないんじゃないか・・・。今はLTEだからあまり関係ないのかもしれないけど。
    後、無線LANの信号の送り方について、最初にデータを送る端末自身が、他の端末がアクセスポイントを使っているかどうかをわざわざ確かめていると初めて知った。間に障害物があったら分からないし、アクセスポイント自身も他の端末が利用していないか確認しているのだから、この最初の処理は必要ない気がするのだけれども・・・。この処理がないと、アクセスポイントに負荷をかけてしまうとかだろうか。

  • わかりやすく結構難しいことまで解説していて入門書として有益

  • 通信関係の著作が多い井上氏が新たにソフトバンクの新書で通信関係をだしたので読んでみた。

    新書の見開き2pで1項目の説明で、カラー版であるのでイラストや図解が多くて、専門用語はでてくるが、通信量を道路を進む車に例えたりして直感的にわかるようにしている。今までの著作の中では広範囲で、直感的にわかる入門書だと思う。

    内容は、電話とインターネット、ブロードバンド、携帯電話、無線ランの4章で、今の通信業界の全体像を網羅しているように思える。1冊手元にあると便利かなと思った。

  • 意外に知っていることが多かったが、CDMAとかFDMAなどの具体的意味がやっと判ったのは収穫。
    異業種技術の解説書は、読んでて楽しい。

  • 携帯電話、インターネット、Wi-Fi等々がどのような仕組みでつながってるのかを比較的平易に説明した本。私のような素人には理解しづらい部分もあるが、それでもなんとなくは仕組みが理解できたので良かった。

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著者プロフィール

1936年福岡市生まれ。
1959年名古屋大学工学部電気工学科卒業。同年日本電信電話公社(現NTT)入社。電気通信研究所にてデジタル伝送、デジタルネットワークの研究開発に従事。1989年多摩大学教授。同大学名誉教授。工学博士。
電気通信研究所では、わが国最初のデジタル伝送方式の実用化に取り組み、それ以降、高速デジタル伝送方式やデジタルネットワークの研究開発に従事するなど、日本のデジタル通信の始まりから25年以上にわたり、一貫してデジタル通信技術の研究に取り組んできた。
NTTを辞めた1989年ごろから、日経コミュニケーション誌(日経BP社)にネットワーク講座の連載を執筆したのをきっかけに、通信技術をやさしく解説した本を書くようになった。これまでに執筆した主な著書は、『情報通信早わかり講座』(共著、日経BP社)、『通信&ネットワークがわかる事典』(日本実業出版社)、『「通信」のキホン』『「電波」のキホン』(ソフトバンククリエイティブ)、『情報通信技術はどのように発達してきたのか』『「電波と光」のことが一冊でまるごとわかる』(ベレ出版)など多数。

「2021年 『「半導体」のことが一冊でまるごとわかる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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