神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 1 (GA文庫 さ 1-10)
- SBクリエイティブ (2008年11月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797350579
作品紹介・あらすじ
「お前の歌に誘われて来た」12年前、孤児院の屋根で少年は赤い髪の精霊と出逢った。そして彼は願った、ずっと側にいて欲しいと。時は流れ、少年-タタラ・フォロンはトルバス神曲学院で学ぶ身となったのだが。「そんなの神曲じゃない!そんなくだらない音の羅列を得る為に私はお前と契約したんじゃないぞ!!」ようやく再会して一緒に暮らし始めた二人だったが、どうしてもフォロンはコーティカルテに神曲を奏でてやることができない。やがて彼女が出て行ってしまい…。ファン待望のクリムゾンシリーズ学生編、ついにスタート。
感想・レビュー・書評
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ようやく再会して、一緒にいられる事に。
けれどその生活は前途多難な上、神曲がうまく弾けなくて。
初心に戻りましょう、な状態です。
何が駄目なのか、何が足りないのか。
人と一緒に考える事は大事ですし、人から学ぶのも大事。
とはいえ、今までが今までなので、そこに到達する以前に
自信を持つ事が先かもしれません。
再入学した彼ほど、ではないにしろw
誰か一人でもいいから、という気持ちは
ものすごく共感するものがあります。 -
キネティックノベル版をやったのはもう大昔な気がするけど,せっかくだから両方並べてやりたいと思うんだけどどこいったんだろう?
とりあえずレンバルトの妬み描写はこんなになかったから分かりやすくしたんだなって気はする。クリムゾンシリーズ社会人編で大分書かれていたからつい筆がノってしまったのか意図的なのか。
ってかフォロンのまだ分かってない感にモヤモヤした。 -
学生編。特に大きな波はなくてまさにラノベって感じ。
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ニヨニヨ
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赤だけ。
普通のシリーズは図書館で借りているだけです。 -
学生編スタートと名打たれて、いつもとはすこし違うポリ赤の最新刊。
キネティック版の改稿というべきものですので、すでにPCあいはPS・PSPで遊ばれた方もいらっしゃるでしょう。
それでもゲーム(?)から入らず、文庫からポリフォニカの世界に入られた方々にとっては、既刊のビギニング・クリムゾン同様、フォロンやコーティの過去を知る貴重な1冊になると思います。
ところで、Sって何の略なんです?ホントに
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<内容>
12年前知らずのうちに精霊と契約していたフォロンはトルバス神曲学院でその精霊“コーティカルテ”と再開するものの、彼女の望む神曲を満足に奏でてあげることができない……
クリムゾンシリーズ学生編
<感想>
挿絵がない………なぜ………なぜだ……orz
リアルに表紙を開いたところにあるカラーページ以外に挿絵がない。ない。ない。
しかも内容はキネ版ポリフォニカ+書き下ろし数ページ……
漫画版ポリフォニカの1、2巻の内容でもあったり。
ぶっちゃけ漫画版読もうがこれ読もうが変わらん。
書き下ろしもほんとにおまけでしかないし……orz
なんだこの……この……GA文庫の罠は……
まぁ別に嫌いじゃない……むしろ好きだからいいんですけどね?
特に正直…正直……小説→漫画ならまだしもキネ→漫画→小説は罠。。。罠。。。罠でしかない……orz
内容としては☆3…なんだけど……罠考慮で☆2で……orz -
「まぁ――僕のコーティは特別だからね!」
フォロンは天然タラシ。
さて、厳密に言えば新シリーズのキネ赤文庫化開始。それと共にアニメ二期発表。アニメ公式サイトでは先月の新刊発売直後から謎のカウントダウンが始まり、今月の十二日に二期が告知された。折り込みチラシの告知がまるで一期が無かったかのような書き方で吹いた。まだ明言はされていないものの、赤キネのアニメ化でスタッフは総取っ換え、放送開始は四月ってところか。個人的な予想を言えば、キネ四話分を1クールにぶっ込む暴挙に走るか、分割2クールのどちらかだと思う。今度は榊さんは噛んでいないそうですが、本当なんだろうな?
今回の新シリーズ始動はシェアードワールドによる世界観拡張の影響を全ての原点であるキネティックのエピソードに反映させるためと、アニメ放映に向けて、視聴者が手を出し易い媒体での原作販売という二重の意味があるんだろうな。
タイトルは編集部が付けたらしいが、「S」の意味は誰も知らないという。紛らわしいんだよ!やっとDVD特典の纏めが出る!と思ったのに。
表紙もこれまでのコーティ単独という構成からフォロンとコーティのセットという構成に。良かったねフォロン、表紙に出れて。コーティはやや丸顔になっています。帯を外すと、ぱんつなのはお約束。
ピンナップは両面とも、どこかで見たことのあるイラストです……(´・ω・`)
しかも挿絵ゼロっていう……。神奈月さん、忙しいんだろうな……。
榊さん曰く殆ど原文が残っていないらしい本編ですが、確かに大幅に変わっていそうです。キネティック前半はPC版とPS2版の両方をやったので、結構記憶に残っている。
『赤』の六巻で登場したカザマル先生の名前や精霊警官の話が出たりと、確実に情報がフィードバックされている。
また、この一年で『まかでみ』を書くことが多かったからなのか、ちょいちょいノリが『まかでみ』っぽくなります。特に書き下ろし短編『FIRST NIGHT』ではそれが顕著。コーティ可愛いよコーティ。
つーわけで『クリムゾンS』一巻でした。このペースだと全四巻だろうな。
後書きによると、何やら「短編連……」らしいが、どっかで短編連載するっぽいな。GAマガジンかwebか。
ところで、アニメ二期やるってことは当然、DVDに書き下ろし小説が付くんだろうが、そうすると、今のタイミングで一期の特典を文庫化した場合、「あ、結局文庫で出るんだ。じゃあDVDイラネ」となる可能性があるだろうから、文庫化は遠のいたということですね。まぁ、気長に待とうか。
次は『レオン・ザ・レザレクター』三巻。