アストロバイオロジーとはなにか (サイエンス・アイ新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797355253

感想・レビュー・書評

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  • アストロバイオロジーという比較的新しい学問を、
    広く、かつそれなりの深さでカバーしています。

    が、著者がその道の研究者でない、
    というのが、ややマイナス方向に働いてしまっているかもしれません。
    多くの研究者に取材をして、
    そのエピソードなども紹介されているのですが、
    最先端の科学のワクワク感、臨場感が乏しいんですね。
    研究者が書く、文章はたとえ上手くなくても熱気が伝わってくる、
    いい意味で暑苦しい、という雰囲気がないのです。

    これは私のような学芸員が最新の天文学の話をするときにも当てはまるので、自制を込めてもいるわけですが。

著者プロフィール

◆科学ジャーナリスト。
社会の未来と関係の深いさまざまな科学について、著作活動等を行なう。
2005 年4 月、有人潜水調査船「しんかい6500」に乗船。
◆著作に『深海の科学』(ベレ出版)、『日本の深海』(講談社ブルーバックス)、『地球温暖化後の社会』(文春新書)、『アストロバイオロジーとは何か』(ソフトバンク)、『身近な疑問がスッキリわかる理系の知識』(青春出版社)など。
◆内閣府審議会委員。文部科学省科学技術学術審議会臨時委員。慶應義塾大学大学院非常勤講師。日本科学技術ジャーナリスト会議副会長。

「2019年 『150年前の科学誌『NATURE』には何が書かれていたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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