- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797361018
作品紹介・あらすじ
日曜日のりりすは大変ご機嫌斜め。せっかくデートに誘った春覚に、すげなく断られたからだ。おまけに気分転換に出かけた水族館には、幼馴染みの佐和子と腕を組んで歩く春覚の姿が!?そのまま一緒に過ごすことになった3人の日曜日を描く中編『サンデー・シック』をはじめ、眠ってしまった玲先生を巡る騒動『ねむねむ☆魔女先生』、風歌が女の子っぽい格好(!)をする『スカートなんて大キライ』、摂の複体が大暴走の『霊体の耐えられない軽さ』、亜月の妄想が爆裂する『ないしょのレシピ』、愛音の不思議な日常を描く『影たちとカップケーキ』と、全6話を収録したシリーズ第4弾。
感想・レビュー・書評
-
最終巻で短編集なお話。各キャラにスポットを当てたショートストーリーで、どれも小粒。それぞれ無難なお話だけど、さすがに短すぎてなんとも・・。
愛音の幽霊エピソードは、テンプレ極まりないがその分ほろっと来たかもしれない。
ラストエピソードはまた主人公のモテモテっぷりが楽しかった。
シリーズを通して物語がこじんまりとしているので、あまり話が膨らんでいかなかったかな。
個人的には、もっとこう、倒すべき敵!困難な目標!成長!熱いバトル!見たいな要素が欲しかった訳だけど、まー求める場所が違うよね。
いや、少年漫画的な主人公が少女(幼女)達とキャッキャウフフする話が読みたかったとか、ぶっちゃけた。( ゚д゚)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
9784797361018 285p 2010・7・31 初版1刷
-
あっさりこの巻で終わってしまいました。主人公が常識人過ぎたせいかなぁ。逆に私なんかは結構それを含めて今後の展開に期待してたんですが・・・。恋話なんかを描きたかったのだとすると続けるのは困難かもしれませんね。サキュバスのりりすと3回キスすると・・・という設定もむなしく終わってしまいました。
今回は登場キャラごとの短編集となっていて、これが当初から考えていたキャラごとの設定だったとすると3巻まで全然生かせてなかったということは理解できましたw。愛音(あのん)の話なんかは、これだけじゃ足りないけどもう少し脇を固めるなり世界観を肉付けしたら、少女が現世にさまよう幽霊の心を救うという良さげなシリーズになりそうな気がしました。
ともかく残念ですが次回作に期待します。