神曲奏界ポリフォニカ ノスタルジック・クリムゾン (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797362244

作品紹介・あらすじ

「…永かったな。…喜んで良いのか、むしろ嘆くべきか…」ある日、「少し出掛けてくる」と言ってフォロンの前から姿を消したコーティカルテ。彼女の失踪に、意気消沈するフォロンと、それを心配するツゲ神曲楽士事務所の面々。そんな中、可愛らしい紅の幼児と共に戻ってくるコーティカルテ。「フォロン。いつだったか約束したな。いつかお前の子を産むと」「…え?あの?」「おとさん!」一方、多発する誘拐事件が世間を騒がしていた…。紅の幼児の正体は?そして事件の真相は!?クリムゾンシリーズ第9弾。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第9弾。

    ある日とつぜんコーティは、「少し出掛けてくる」とフォロンに告げて、家を出て行ってしまいます。コーティがいなければ何もできない自分にすっかり意気消沈するフォロンでしたが、1週間後にコーティは紅の髪を持つ小さな精霊を連れて帰ってきます。精霊の名はフラメルといい、コーティとフラメルは互いが互いの存在を担保する一対の精霊であるとのこと。

    一方、街では子どもたちを誘拐する事件が多発していました。そしてフラメルが、その誘拐事件に巻き込まれてしまうことになります。

    今回は、コーティの過去の秘密がほんのわずかですが語られていて、少しずつ物語のクライマックスに近づいてきたという感じがします。

  • 精霊は人間とは違う。といわれてもコーティをはじめみんな可愛い。と思いきや「強っ笑」ってなったりします。まぁ女王様がカッコイイね。フォロンがうらやましいです!

  • 久々の長編

    シェアワールドの本領発揮。いろいろつながっていてリンク先が気になる。

  • 久々のクリムゾンシリーズ.
    今回は白ポリとの関わりが深いフラメルが登場.
    白ポリのネタバレになる話も…

  • ふらっとフォロンの元からいなくなったコーティが連れ帰った子供は、誰?
    ということで、久々のお仕事編は、急展開すぎる状況からスタート。
    さらに、ペルセルテが恋心を意識し始めたりと物語が大きく動き始めてる予感。

  • TRPGリプレイキャラが出てくるのはファンサービスの一種かな、と思うけど、ホワイトシリーズとのリンクが出てくると、話をまとめるのかと思ってしまう。帯刀冥土の影ひどい(笑)

  • 「白」とのクロスオーバー。
    正直、きついし、やめてほしかった部分。
    白読んでないと、という思いがでるので。

    販売戦略というか、促販という観点から見ると正しい
    のだろうけどねぇ。

    あと、約一名、不幸街道まっしぐらな人がいるのでなんとか救済をしてほしいかな、と。
    どちらかというと彼女のほうを応援したくなるタチなので。
    ああ、戯言だな。

  • 確かに本書だけでも面白いが、シェアードワールド展開がなされている為、できればポリ白を読むのをお勧めする。
    というか、ポリ白を読んでいると「あぁ、なるほど」と思える描写がチラホラ。むろん、黒も今まで同様出てきていますよ。

    今回はそんな白とも密接に関係するキーワードにキャラクターが出てきます。
    フォロンとコーティーの「子供」として(笑)

    むろん、精霊と人間ですから子供ができるはずも有りません。
    若干、信じきってしまった人もいましたが。
    ペルセ・・・もっと落ち着こうよ(^^;

    まぁぶる以外で初めてではないでしょうか?白と赤の融合は。

  • 私はポリ赤しか読んでいないのでちょっとほかのシリーズがきになりました.

  • ポリフォニカホワイトシリーズ(過去)とリンクしている巻で、同時代のポリフォニカブラックシリーズのマナガリアスティノークル・ラグ・エデュライケリアスも出てきます。始祖精霊<紅の女神>コーティカルテ・アパ・ラグランジェスの聖獣-リオネイル・フラメル・エリュトロンのスノウドロップ(帯刀冥土)&ブランカ(始祖精霊<白の女神>エターナリアの聖獣)との過去の因縁は、ホワイトシリーズを読んでいない人には理解出来ないかも知れません。時系列的には、11月出版予定のホワイトの最終巻を先に読んだほうが面白そうな気もします。これから『ポリフォニカ』として面白くなりそうなだけに、ポリフォニカブラックシリーズ、ゴールドシリーズの著者大迫氏の訃報が残念です。

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著者プロフィール

第9回ファンタジア長編小説大賞準入選作「ドラゴンズ・ウィル」でデビュー。主なシリーズに「スクラップド・プリンセス」「ストレイト・ジャケット」「棺姫のチャイカ」の他、「アウトブレイク・カンパニー」(講談社ラノベ文庫)などがある。

「2019年 『妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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