- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797365443
作品紹介・あらすじ
ガルサの刺客との激しい争奪戦の末に号鐘を奪還したファーゴ夫妻は、新たに、鐘の内側に刻まれたアステカの象形文字を見つける。それは、調査で浮上したアフリカ人探検家による暗号と思われた。彼はかつて号鐘のついた船に乗り、晩年をアステカの財宝探しに捧げ、消息を絶っていた。彼の遺した暗号を解読したファーゴ夫妻は、幻の文明の真実をめぐる国際的陰謀の渦中へ!海洋冒険小説の王者が放つ、"トレジャーハンター"ファーゴ夫妻シリーズ、待望の第2弾。
感想・レビュー・書評
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ファーご夫妻によるアステカの秘宝の捜索の話。なぜか、メキシコの大統領が絡んでくるが自身はほとんど絡まず、その分身のようなリビエラという部下がファーゴを追いかける。世界中を股にかけて謎を追いかけるが、読み物として面白い。
ただちょっとどきどきはらはらと大どんでん返しがないのがちょっと残念。
まあ面白いことは面白いので読み物としては〇ですね。
一年読まずにおいてあったんだ・・・まあ、そんなところでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
トレジャーハンターシリーズなので、歴史に絡んだ謎ときが主題となっており、敵役との丁丁発止のやり取りとかは二の次で、もっといくらでもやりようがある筈の敵役の突っ込みが中途半端で、この辺りは超甘となっているのが物足りない。黒幕も勝手に自殺してしまって幕引きというのもあまりにご都合主義的であり、なおかつ謎ときも都合よく、友人の友人が縁者として登場したりとかもご都合主義的。まあ、全ては、お約束して読むべきなのでとやかく言うことはやめよう。
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733.7 カ (2) 登録番号8627