- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797368925
作品紹介・あらすじ
「てんてんはかですね…貴方は馬鹿ですか!?」「…す、すみません」ある日、赤井は詠羅に一目惚れした後輩の相談を受ける。必死に頼み込む彼の姿に心を動かされ、赤井はやむなく詠羅を紹介することに。デートの約束に喜ぶ後輩とは対照的に、心落ち着かない赤井、傷つく詠羅。そんな中、前に誘った約束を恵衣美に問い詰められ、赤井は恵衣美とデートをすることに!?「動物園。ただし、ワタシが見たいのは、…エイラだけどね」詠羅と後輩のデートを見守ることになった赤井と恵衣美。すれ違う気持ちはどこへ行くのか!?トライアングル・ラブコメディ第2弾。
感想・レビュー・書評
-
1巻にもましてキュウリにハチミツをかけたような珍妙な味わい
とは言いすぎだけれど
キャラクタとか描き方とかお話とかの向いている方が
何かズレているところの味わい深い作品
ファミ通文庫の『短編小説を愛してる』みたいな普通の仕上がりにすれば良いものを
「中高生向け娯楽小説」化をいわゆるライトノベルのらいとのべらないずと違って
どうしてこうなったな方向にむりやりでなく迷走して
なんとなくそれなりにまとまっていて
GA文庫らしい趣きな作品
キュウリは味噌や塩やサラダドレッシングのほうが美味しいと思うが
それは知っているので変な味付けもたまには良い詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思ったほど話が進まんな。
エイミ派としては、不利な展開になってるんが残念や。 -
主人公が、自分の彼女候補を後輩に紹介する、というなんとも言いがたい状況から発展していく想い・・・。
この関係がどのように終結していくのか、今後がすごく気になるくらい面白かった。 -
少なめの登場人物達でしっかりと物語を紡ぐ。
読み終わったあとほっとする。そんな良作です。
蛇足ですが、文章中にアベックという記述を見つけ著者の世代がわかったような気がします。 -
詠羅に一目惚れした後輩に頼み込まれ、二人の橋渡しをする赤井。 そのデートを見守るうちに詠羅への思いに気づいてゆく……のは良いんだがそもそもなぜ紹介したんだ赤井。 詠羅を傷つけた罪は重いぞ(笑)。
落ち着いた文章と庭さんのイラストも相性ばっちりで好感が持てます。
3巻の表紙はうっせー先輩かー?