アルツハイマー病が劇的に改善した! 米国医師が見つけたココナツオイル驚異の効能

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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797371697

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  • ココナツオイルはアルツハイマーによる症状を緩和、改善する。
    推奨されるココナツオイルは、水素添加されておらず、トランス脂肪酸を含まないもの。

    医学的な観点で、なぜココナツオイルが有効なのか、というのは、日本語版では割愛されている。
    メカニズムを知りたい場合には、原著を読む必要がある。

  • 認知症、アルツハイマー等の改善、予防に効果があるとされるココナッツオイルと中鎖脂肪酸オイルの効能効果を、自分の夫の改善状況とともに記した本。著者は小児科を専門とする医師。両親および自分の認知症予防として早速と使用してみようかと思う。

  • アルツハイマー病は脳でのインスリンが欠乏するので、細胞が機能不全に陥り、細胞が死滅するが、ココナッツオイルに含まれる脂肪酸は肝臓でケトンに変換され、脳細胞の代替エネルギー源となるため、アルツハイマー病の症状が改善するというもの。にわかには信じがたいが、数々の体験談からすると事実なのだと思う。ココナッツオイルなら何でもいいわけではなく、バージンとかエクストラバージンのものを使う必要がある。また量を取り過ぎると下痢をするので、徐々に摂取量を増やした方がよいとのこと。

  •  著者はアメリカの小児科の先生です。約10年前50代でアルツハイマー病(AD)を発症したご主人の経過と試みた食事療法の効果を示しています。
     中核症状に対する効果としては、MMSEが12/30点から2ヶ月後に20点まで改善したと書かれています。誤差はありうるが8点すべてが誤差とは言い切れないと思います。
     著者は点数化できない精神症状の改善を指摘しています。混乱がなくなり、問題行動がなくなり、何よりユーモアを含めた個性が戻ってきたことを強調しています。これはMMSEの点数が上がるよりもうれしい変化ではないでしょうか。
     2008年にこのレポートを発表してから実際に試してみた人たちからの報告も示されています。そこにはADのみならず、前頭側頭型認知症やパーキンソン病、脳血管性認知症、ハンチントン病、家族制筋萎縮性側索硬化症、けいれん発作、緑内障?に対してこの食事療法を試み改善したと家族が感じている報告が示されています。最後には犬(ウェルシュテリア)の認知症まで。もちろん全く効かなかったという報告もあり、著者もそれは否定していません。
     ここに示されている食事療法は脳にエネルギーを補給するために、ココナツオイルやMCTオイルを毎日摂取するものです。デメリットとしては下痢することがあるので少量から少しずつ増やすように勧められています。まるで何かの薬のようです。
     個人的には試してみる価値は十分にあると思います。インスリンの効きが悪くなりブドウ糖の利用障害が起こっているという理屈も十分に理解できます。
     この本には多くはないですがココナツオイルを用いたレシピも載っています。300ページ弱、1400円です。この本はおそらく認知症介護者の方であれば一気に読み終えてしまうのではないかと思います。
     
     個人的に一番印象に残っているのは、本の初めの方で紹介されている詩です。ロイス・ウォルシュの「わたしの祈り」と「アルツハイマー病」という詩が紹介されています。ざっと調べてみましたが。この方の詩は日本では紹介されていないのでしょうか。是非他の詩も読んでみたいと思いました。

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