プロ野球で「エースで4番」は成功しないのか 知られざる二刀流選手列伝 (SB新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797375312

作品紹介・あらすじ

一人の野球選手が、投と打の両面において活躍する「二刀流」。
2013年のプロ野球、大谷翔平の「二刀流」挑戦が大きな話題となっている。
当初は評論家らを中心に、大谷の二刀流には懐疑的な意見が多かったが、
交流戦終了時点では、高卒ルーキーながら投では157kmの速球で先発2戦目に初勝利を挙げ、
打では打率3割を超えてクリーンアップも任されるといった活躍をしている。

二刀流はたしかに難しい挑戦ではあるが、
プロ野球の歴史を見ると、二刀流の選手がいなかったわけではなく、
プロ野球黎明期の1リーグ制の時代では、川上哲治など野手と投手を兼任する選手も多かった。
また2リーグ制になって以降でも、野球解説者でもおなじみの関根潤三などは二刀流経験者の一人だ。
また1970~80年代頃までは、打力を兼ね備えた投手も多く、球場のファンを沸かせていた。

本書では、これまでのプロ野球における二刀流の系譜をたどり、
知られざる名選手たちのエピソードを紹介する。
プロ野球の二刀流の歴史を紐解くことで、大谷選手の二刀流成功の可能性にも迫る。

プロローグ 現代に復活した二刀流
第1章 二刀流全盛の時代 1930―40年代
第2章 二刀流の衰退と強打の投手 1950-60年代
第3章 一発の魅力を秘めた名投手 1970-80年代
第4章 なぜ強打の投手は消えたのか 1990年代以降
エピローグ 大谷の二刀流のこれから

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

スポーツアナリスト

「2013年 『メジャーリーグ 最強のベストナイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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