「うつ?」と思ったら副腎疲労を疑いなさい 9割の医者が知らないストレス社会の新病 (SB新書)
- SBクリエイティブ (2014年11月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797380095
作品紹介・あらすじ
うつと間違われやすく、しかも日本の医者の9割が知らない症状「副腎疲労」(アドレナル・ファティーグ)。つらい、だるい、無気力、無関心などの症状が出て本人も医者もうつと誤解しやすいのが特徴。知られざるストレス社会の新病への対処法を第一人者が紹介
感想・レビュー・書評
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届くのが待ち遠しかった本がこれ。
「うつ?」と思ったら副腎疲労を疑いなさい
〜9割の医者が知らないストレス社会の新病〜
本間龍介著・本間良子監修
さっき読み終わり。
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現代社会は,ストレスフルで副腎を酷使する一方,食物の栄養価が下がって副腎が必要とする栄養を得られにくくなっていることなどから,副腎が本来の機能を発揮しにくくなっている。
副腎が疲労すると,抑うつ症状や倦怠感などうつ病や慢性疲労性症候群などと似た症状が見られるようになる。副腎疲労の症状のみの場合もあるし,実際にそれらの病気を併発していることもある。副腎疲労はその他にも花粉症などのアレルギー疾患,橋本病などの自己免疫疾患,更年期障害など多くの病気と密接に関連している。
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私はいろいろなクリニックからいくつかの病名をもらいましたが,どれも納得がいかず,インターネットを調べに調べて数年間,やっと副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)に辿り着きました。
世の中には私のように本当は副腎が疲労しているのに,それに気づかずに体調が悪いまま生活している人が,たくさんたくさんいるんだと思います。
本の中では,東日本大震災も副腎疲労を起こす大きな要因のひとつであると指摘されていて,とてもうれしかったです。私もその一人なので。
副腎のケアが必要な多くの人に,この本が届くことを祈ります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ずっとうつだと思っていた私。
もしかしたら「副腎疲労症候群」ではないかと言われ、「副腎疲労」ってなに?と読んでみた本。
日本では欧米に比べ「副腎疲労」という考え、それに対する検査・治療が広まっていないことを知りました。
副腎を養う食生活や生活習慣を知ることが出来たので、少し生活に取り入れてみようかなと思います。
まずは食事・便通・就寝時間と起床時間・生理の記録を始めてみよう。 -
副腎疲労について書かれているが、副腎疲労を避けるための食生活は、「シリコンバレーの完全無欠ダイエット」で推奨されているようなものと合致しているものが多いと感じた。
炭水化物はあまりとらないように書かれているが、「シリコン~」の方でも言われているが、寝ている間に脳の再生等を行う関係で糖質を取っておいた方がいいという話もあるので、夜に炭水化物を抜くのはやめた方がいいような気がする。 -
副腎疲労の知識を得るための導入書籍として最適。もともとは、ジョコビッチの本から本書籍にたどり着いたわけだが、やはり小麦は絶食するべき!