F-4 ファントムIIの科学 40年を超えて最前線で活躍する名機の秘密 (サイエンス・アイ新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797382426

作品紹介・あらすじ

航空自衛隊に配備されたF-4EJは、現在もF-4EJ改として、新田原基地(宮崎県)の第301飛行隊、百里基地(茨城県)の第302飛行隊で運用されています。本書ではF-4の歴史、性能、改修内容、戦績まで解説します。航空カメラマン赤塚 聡氏の空撮写真も必見!

F-4ファントムⅡはマクドネル・ダグラス社が開発した艦上ジェット戦闘機です。航空自衛隊に配備されたのはF-4EJで、現在もF-4EJ改として新田原基地(宮崎県)の第301飛行隊、百里基地(茨城県)の第302飛行隊で運用されています。加えて、偵察タイプのRF-4EJも未だに現役です。F-15Jの元パイロットで、現在は航空カメラマンである赤塚 聡氏の貴重な空撮写真もふんだんに掲載しながら、F-4ファントムⅡの歴史、性能、改修内容、ベトナム戦争、湾岸戦争などにおける戦績まで解説します。

【この本の内容(一部)】
●性能が高すぎたので能力を低下させた
●後席でも操縦できるのは空軍型
●最大速度はマッハ2.23
●30海里(55.56km)先の目標を照準可能
●なぜ後席から射出するのか?
●水平安定板に大きな下反角が付けられているワケ
●標的曳航
●寿命を2,000時間延長する
●RF-4Eをライセンス生産しなかったワケ
●第302飛行隊~いちばん最初のF-4EJ実戦部隊
●第305飛行隊~『ファントム無頼』の舞台でもあった
●偵察航空隊~常に1機は1時間以内に発進可能
●第501飛行隊~幻となったF-15の偵察機転用計画
●アメリカ海軍は機関砲を外すことを求めた
●サイドワインダー~改良を重ねて現在も主
●スパロー~当初は命中率が悪すぎた
●機関砲ポッド~ベトナムの実戦で必要だとわかった
●輸出の成功~1,634機も海外に販売された
●ベトナム戦争「ボロ」作戦~7機のF-4Cが17機のMiG-21を撃墜
●ベトナム戦争の空中戦~ミサイルを過信して犠牲が増えた
●ベカー高原の戦い~戦闘機の世代交代が進んだ
●湾岸戦争~開戦直前は国境線沿いからイラク国内を撮影
……

著者プロフィール

1954年12月、北海道札幌市生まれ。1977年3月、立教大学社会学部卒業。同年4月、航空雑誌出版社「航空ジャーナル社」に編集者/記者として入社。1984年1月、月刊『航空ジャーナル』の編集長に就任。1988年6月、月刊『航空ジャーナル』廃刊にともない、フリーの航空・軍事ジャーナリストとなる。著書は、『航空自衛隊F-4マニアックス』『幻の第5世代戦闘機 YF-23マニアックス』(秀和システム)をはじめ、『旅客機年鑑2022-2023』(イカロス出版)など多数。

「2023年 『幻の国産旅客機 SpaceJetマニアックス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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