- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797382761
感想・レビュー・書評
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個別具体的な戦略の話しは出てこないのですが、これを読むとコンサルに仕事とはどういうものかがよくわかると思います。コンサルへの就職を考えている人は一度読んでみると入社後の「こんなはずじゃなかった」を防ぐ手立てになるかも。
また本の中で展開される「思考」自体はちらかというと経営者視点寄り(コンサルだから当たり前といえば当たり前ですが)であり、一般のビジネースパーソンにとっては日々の実務になかなか生かしにくい面があるかもしれません。しかしながら、仕事をしていると「二つ上の役職者の視点でモノを考えろ」と言われるケースが多々あり、この本で経営者視点で発想するためのヒントを得ておくことは後々役に立つことがあるだろうと思うのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「2020年マンション大崩壊」「なぜビジネスホテルは一泊四千円でやっていけるのか」「空き家問題」と立て続けに牧野知弘さんの本を読みました。で、当該図書が出版されて早速読んだということです。
東京大学経済学部を卒業し、金融機関、ボスコン、そして三井不動産というキャリアを積み上げ、現在、社長業をされている。
顧客に真に寄り添うコンサルティングのあり方を解りやすく書き上げた本です。
皮相的な利益を求めるのではなく、支援を求めておられるクライアントの真の利益になるコンサルティングとは何なのか、著者の心の底あからわき出る優しさを感じ取った本でした。 -
4〜5
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著者のマッキンゼー、三井不動産などでの体験を通して、戦略的な思考、思考方法について説く。