かあさんの暮らしマネジメント 仕事、家事、人生をラクに楽しくまわすコツ

著者 :
  • SBクリエイティブ
3.12
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本棚登録 : 201
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797389111

作品紹介・あらすじ

本書は、『暮らしのおへそ』などで、これまでに多くの女性のインタビューを行ってきた一田憲子さんが出会った、8人の“働くお母さん”の暮らしのコツを紹介する一冊です。

おかあさんは、365日、やることがいっぱい。休みもありません。
そんな中で、どうすれば、日々を楽しくラクにまわしていけるのか。

働きながら、家族が喜ぶごはんを作るには?
すっきり気持ちのよい部屋を保つには?
ガミガミ、イライラしない自分になるには?

限られた時間の中で暮らしと向き合ってきたからこそ生まれた、知恵の数々。
リアルで役立つヒントが詰まっています。

感想・レビュー・書評

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  • わたしは結構読みやすくて参考になった一冊。ただ、その感想は人によると思います。本書では自分の「スキ」にこだわり、それを仕事にまでされているセンスある方が多かった印象です。それは著者がライターとして関わった方を子育ての面から再インタビューしたためです。だから、都会のサラリーマンタイプのワーママは少数派で(いなかったような)、「えっ熱!?病院の予約埋まってるし・・。夫は出張、親は遠方・・どうすれば・・詰んだ」のような方は出てこないので、読者の立場によって感想は人それぞれとなると思いました。ただ、そういう経験をきっかけに今の生活があるという方はいました。今の生活に至るまでの経緯が共感できるものが多かったので★4にしています。

    ●好きなものだけ参考にしてみて
    この手の本って「これは実践できない!」というものがあります。絶対に。それは読者の得意不得意があるので当たり前です。
    わたしが実践できないと思ったのは「数々の美しい作り置き!」多分、当人は、「簡単おいしい」だとおもっているのですが、料理センスがない人からみると、かなり負担だったり家族から不評だったり・・。だからこそ憧れますが。
    逆に実践できる(できてる!)のは「いるいらないの基準は『今』という時間」という考え方、排水溝の蓋は食洗機で洗う、周りの目は気にしない、自分の機嫌は自分で取る・・などです。


    ●「スキ」を仕事にするって素敵
    わたしは、絵→3Dに書けない、ピアノ→身体がかゆくなる、料理→いらんものを入れて台無しにしがち というセンスのない人間です。だから、自分のセンスで商売ができる方を尊敬します。確かに、自営業は収入が安定しない、厳しい口コミという世界でしょう。しかし、自分に無理ない時間で自由に働ける、スキだから単純に楽しいというメリットはママの働き方としては強いと思いました。

    ●子供に自主的にお手伝いをさせているおうちが多かった
    料理や、すごい方はアイロンがけまで。生活力は学校の成績関係ないですし、自立に必要ですもんね。色々誘っても「いかない・やらない」の1回も挑戦しない我が子とつい比べてしまいます。比べてもしょうがないんだけど。

  • 一田憲子さんが尊敬する母親のみなさんに暮らしについて取材した一冊。

    一田さんの書く文章は読みやすく心地よく、ほどよく一田さんご自身の考えなども滲み出ていて私はとても好きです。

    この本で紹介されている皆さんはあまりにも素敵で、丁寧な暮らしをされています。
    現実の自分の暮らしと比べて「うっ、」となってしまう人もいるかもしれませんが
    (かくいう私もそのひとりです)、
    インタビューを読むと彼女たちも私と同じ
    「母、暮らしをまわす人」
    のひとりなんだなあ、と実感できます。

    無理してすべてをまねしようとするのではなく、
    少しずつ取り入れられる部分を見つけて毎日に取り入れて、
    少しずつ自分も心地よい!最高!を拡張できたらないいな!
    くらいの気軽さで読むのがおすすめです。

  • かあさんがかあさんでいられるには、いかに「自分をご機嫌でいさせられる」か、ということがいかに大事かわかった。よくばりで、本音でいい。自分がどうしたいか内なる声を聞け!ということ。

  • それぞれのお母さんがどんな風に仕事や子供、家事などと向き合っているのか、参考になった。(出てくるお母さん方がみんなさんお洒落お母さんで私には眩しかったけれど…笑)

    境遇は一緒なので、りょうこさんのルーティン等、自分も真似してみようかなと思える点がいくつかあって良かった。また、自分の働き方に関しても改めて今後どうしていこうか考えるきっかけにもなった。(答えはでていないが…)

  • 2019.12.21

    真似したいこと、参考になりそうなこといっぱい!
    「ていねい」すぎなくてもいい 家族との向き合い方

  • 子供のいない著者のためか、どこか現実味なく綺麗事に感じてしまった。具体的なノウハウを求めていたが、精神論中心。フリーランスに近い働き方の例が多かった。

  • 母は偉大

  • 本当の今 自分 大事なこと とは何だろう
    そういう切り口でじっくり暮らしを考える時間を定期的に持とうと思った。
    ちなみに今の私は、家事育児でほぼいっぱい。
    (この本でメモした言葉も家事育児のヒントがほとんど。)
    それはそれで充実しているけれど、それだけではない自分ならではの軸足をささやかながら守っていたい。そのための余白を持ちたいなと思った。

    マネジメントという言葉は使い慣れないけど、面白そうだ。
    つい目の前のことばかり脊髄反射で流してしまう毎日だけど、論理的に、クールに考える視点を忘れずにいたい。

  • 仕事しながら子育てしている人たちは、やっぱり自分の中で優先順位をつけて、できないことはやらないとわがままになりながら何とか回してるんだよなと改めて感じた。自分とミーティングして頭を整理する、というのは良いなと思いました☺️

  • ようやく医師夫婦が出てきた、と思ったら初期研修を途中で辞めてしまった方とは…。

    おすすめで著者の本が挙げられているのを見て、図書館で借りられる本を大量に借りて読んだのだが、この著者とはとことん合わないのだなと思った。
    今後はもう読むこともないだろう。

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著者プロフィール

1964年京都府生まれ、兵庫県育ち。編集者・ライター。
OLを経て編集プロダクションへ転職後、フリーライターに。暮らしまわりを中心に、書籍・雑誌で執筆。独自の視点による取材・記事が幅広い層の人気を集めている。『暮らしのおへそ』『大人になったら、着たい服』(ともに主婦と生活社)では、編集ディレクターとして企画・編集に携わる。著書多数。近著に『明るい方へ舵を切る練習』(小社)、『人生後半、上手にくだる』(小学館クリエイティブ)がある。


「2023年 『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

一田憲子の作品

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