アインシュタイン―大人の科学伝記 天才物理学者の見たこと、考えたこと、話したこと (サイエンス・アイ新書)
- SBクリエイティブ (2017年9月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797389166
作品紹介・あらすじ
それまでの世界観をくつがえす相対性理論を提唱した天才科学者、アインシュタイン。
苦労人で自由人、「ユーモラスなオッサン」でもあり、その言葉は今も、勇気や発見を与えてくれます。
彼が当時、何を見、どう考えて相対性理論にたどり着き、そして周りの人々にどのようにかかわって生きたのか?
それらをまとめて知るための、欲張りな一冊です。
感想・レビュー・書評
-
今まで、漠然と興味があったので、一度伝記を読んでみようと思って購入。
本人の人間味あふれるエピソードと彼の発見した偉大な功績な科学理論がわかりやすく説明されていて、とてもよい本には巡り会えたと思った。三代論文というのも、知らなかったし、E=mc2の意味を少しだけ、理解できた気がする。そして、これは、アインシュタインではないが、
ドイツの科学者がみつけ、その正体を見極めた核分裂。
ウランに中性子を当てると何故か、ウランが消えた。
そして、軽くなっていた。軽くなった質量はどこに?
E=mc2。質量はエネルギーに変わった。。。。
のくだりはゾッとした。
そのほか、ポワンカレやハッブルといった有名な科学者達が多数出てくるのが、面白い。関わりがあったんだなー。
アインシュタインのエピソードを見ていると、優秀な人にありがちの人間嫌いの偏屈。晩年は老害といった事とは、
全く感じられない。本にもあったが、功績を認められるまでは、だいぶ捻くれていたらしい。しかし、認められての彼は、自分への拍手を勘違いして、彼自身も拍手してしまう話や有名な写真のエピソードなど、周りを不愉快にさせないユーモアに溢れている人だと思った。
もともと、大好きだったが、この本を読んでアインシュタインが更に好きになった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
字が大きくて読みやすかった。
ところどころ絵も付いていていい。
アインシュタインがユーモアのある面白いおじさんだと分かった。
相対性理論は難しすぎて、あんまり分からなかった。常人には思い浮かばないぶっとんだ理論にちがちない。時空や宇宙と関わる内容で、ちょっとロマンも感じる。
科学や宇宙に興味を抱かせてくれた一冊。 -
天才物理学者,アインシュタイン。「相対性理論」という言葉は聞いたことがあっても,どうすごいのかよくわかっていない私たちのために(?),研究内容をわかりやすく説明しつつ,一人の人間としての彼の姿を描いた一冊です。伝記部分や名言録だけ読んでも楽しめます。
-
神(自然)はサイコロを振らない。
自然の法則はシンプルで美しい。
だから量子論はおかしい。
時空(時間と空間)の概念。
相対 捉え方により同じものな尺度が変わる
高校生は酒が飲めないから子どもだが、分別があるので大人 -
アインシュタインの生涯や、相対性理論が非常にわかりやすく書かれている。
アインシュタインと言われて、「相対性理論を発見したなんかすごい人。」くらいの認識な人はぜひこの本を手に取っていただきたいです。
この本を読むことによって、
・アインシュタインの日常
・ブラウン運動
・光電効果
・特殊相対性理論
・一般相対性理論
などが軽くですが理解できます。
難しそうな物理法則も、絵がついていて文系の私でもなんとなく理解できました。
ニュートンの生まれ変わりなどと称される稀代の天才を知る入り口としてオススメです。 -
とてもわかりやすい。イラストがきれい。