物流大激突 アマゾンに挑む宅配ネット通販 (SB新書)

著者 :
  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797390872

作品紹介・あらすじ

経営において物流の重要度は飛躍的に高まっています。
物流戦略は企業のビジネスモデルそのもの。
企業の命運を握っているといっても過言ではありません。
その良し悪しが、企業間競争の勝敗を決めてしまいます。

欧米企業では物流担当取締役(CLO)なんて重役がいたりするくらい、
企業経営において物流戦略は重視されているのです。

モノが作られて販売されれば、必ず物流を通じて、それが店頭やお客のもとまで届けられます。
そして、モノが動くところに何かビジネスの種を見つけてサービスを始める。
物流部門は、もはやコスト部門ではなくプロフィット部門です。

なかでもアマゾンの戦略物流は際立っています。
注文から最短1時間で商品を届ける対象エリアも拡大中。
ただし、物流をめぐる企業環境は激変しています。
競合が次々とアマゾンに刺客ともいえる物流戦略を送り込んでいるのです。

Eコマースの国内外の動向に精通し、
流通・物流・マーケティングに横断的な知識と人脈をもつコンサルタントにして、
通販物流会社の経営者でもある著者が、現在巻き起こっている物流の最前線を教えてくれます。

感想・レビュー・書評

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  • 19年21冊目。5.0/10点

    自身も物流会社を経営する著者が書いた本。だが何というか、うーん…取り立てて目新しいことは書いていないというか。

    「再配達がなくなると効率とっても上がるよね」とかは多少読むに値するところではあるけれど、あとはなんか箸にも棒にもならない論が並んでいた印象。

    Amazonとここの会社の物流は…って比較していたりするのだけど、そもそも基本的な発想がAmazonは違うのだから、まぁAmazon優勢になって当然だよねとしか。

    Amazon以外の企業はAmazonと共生するか、棲み分けを行うかというのも月並みな結論で、かつ実は実践が難しいこと。それをサラッとまとめて終わられても…(むしろそこが本論になっても良いのでは?)

  • 現状響は理解できます。

  • 他に2冊著者の本を読みましたが、まぁ大体同じ様な事が書いてあります。これが1番現時点では新しいかな?

  • 所在:展示架
    請求番号:673.36 Ka28
    資料ID:11700493
    ネット通販大手のアマゾンという存在に対して、他の企業はどうやって挑んでいくか比較しながら紹介しています。
    選書担当者名:古川

  • 物流という観点で、アマゾンとアマゾンと戦う企業を対比しながら説明していく書籍。
    宅配に関しては来る60億配達時代に際しては、再配達の削減が鍵となる。
    アマゾンに対抗していくためには、オムニチャネルの実現が肝であり、そのためには、①ネットとリアル店舗の価格を同一にすること②ネットとリアルの在庫管理を統一することが重要であるという。

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著者プロフィール

株式会社イー・ロジット代表取締役兼チーフコンサルタント。日本物流学会理事
1968年生まれ。上智大学経済学部を3年次で単位終了、米ゴールデンゲート大学MBA(マーケティング)。船井総合研究所、光輝物流(実家)を経て、2000年、物流コンサルティングと通販物流代行を行う株式会社イー・ロジットを設立、代表取締役に就任

「2023年 『物流革命2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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