- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797395921
作品紹介・あらすじ
「そうだ。京都へ行こう」
順位戦が終わり、プロ棋界は春休みに突入した。八一はあいを伴って
京都を訪れるが、しかしそれはデートでも慰安旅行でもなかった。
『山城桜花戦』――女流六大タイトルの一冠を巡る戦いを見守るため。
挑戦者の月夜見坂燎と、タイトル保持者の供御飯万智。
「殺してでも奪い取る」
「……こなたはずっと、お燎の下なんどす」
親友同士の二人が激突する時――八一とあいは女流棋士の葛藤と切なさを知る。
春の京都を舞台に、華よりもなお華やかな戦いが繰り広げられる秘手繚乱の第8巻!
感想・レビュー・書評
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今回の主役は月夜見坂燎(つきよみざかりょう)と供御飯万智(くぐいまち)の山城桜花戦。嵐山でのタイトル戦に八一とあいが観戦に訪れる。万智と燎と八一が絡むシーンで、そこにうまいことガンガンの短編がさしこまれる。八一の小学生時代の話も出てきてとても面白かった。キャラ一人一人とても良い感じに設定されていて、読み応えがある。ただ、人名がそこまで?というほど凝っているので、そこらへんにラノベ感がでていて、それもまた良いなぁ、、と厨二心をポッとさせるのであった。
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感想戦に出てくるお姉様2人の戦いが軸でありつつも、本に未収録なお話が挟まる1種の番外編みたいな形。
表紙を含めたお姉様方がカッコいいのは勿論のこと、あとがきで胸キュンさせられました。 -
この巻はちょっととっちらかった感じ。
というか、色々な断片を再利用する為にパッチワークしたような造りで、正直つまらなかった。
まぁ、ヤリクの巻という事でしょうか。 -
京都の嵯峨野での山城桜花戦。供御飯万智vs月夜見坂燎。間に短編が挟まれて全体的に軽く読める感じ。
竜王は常に幼女複数を連れているのでVIP=VeryImportantPedo席を用意しとけという通達が会長から出されてるらしい。。。
短編以外の本筋のほうも面白く、タイトル戦で目隠し将棋を指すという前代未聞の事態に。 -
山城桜花戦。他のレビューにあるように、過去に執筆した短編を合間合間に挟み込んでいるという実験を行っているが、たしかに短編集のような印象を受け、テンポがわるくなってしまっている。本編自体はいつものように熱い展開なのだが……
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短編を間に挟む構成ってのはなかなか見ないですね。
キ●リっ娘のネタが分からない。 -
幕間的な巻で本編からは少し離れる。番外編としての出来はなかなかのものだが、本編と比べるとどうしても。