ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか14 (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797396201

作品紹介・あらすじ

ベル不在での『冒険』、そして孤立無援のベルとリュー。彼らの前に立ちはだかる最凶の事態とは――!? 2019年劇場版アニメ公開!!

「迷宮の孤王――アンフィス・バエナ!」
絶望の『予言』は終わらない。
惨禍の宴が繰り広げられた27階層で巻き起こる新たな異常事態。退路を断たれたリリ達は、ベル不在の中で『冒険』を余儀なくされる。
「深層……」
一方でベルとリューを待ち受ける過酷の名は『37階層』。孤独、孤立、孤絶、最凶の舞台で幕を開ける最悪の決死行。
そして迫りくる【厄災】の影。かつてない過酷に翻弄される中、リューは生と死の狭間で過去の情景を見る。
「私には、もう……『正義』はない」
これは少年が歩み、女神が記す、 ──【眷族の物語】──

感想・レビュー・書評

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  • 本の厚さと内容と読みやすさ、不可能を可能にした名作。

  • ベル君と、それ以外、2つに分かれたパーティーが、それぞれギリギリの戦いをします。
    読んでるこっちまで、何か一線を越えたような気がしてしまう、そんな極限状態でサバイバル。
    あまりにも極限状態のヒリヒリが続きすぎて、この本を読み終わったあと、他の作品を読んでも、何か物足りなく感じてしまう、そこまでの影響を感じた作品は久々でした。ありがとうございます。

  • まず分厚い600ページ余り。お陰で各キャラクターに見せ場が沢山あってお腹一杯気味。レベルががガツンと上がるんだろうなあ。マンガチックで楽しめました。

  • 何という死闘! 何という熱血! 何という絆!
    こんなにも魂を震わせる物語は、まさしくダンマチそのもの!
    いやもう最高だ。

    前巻でのベルとリューを襲った最悪の引きから今巻での死闘の予想は付いたのだけど、意外にも前半のリリたち残されたパーティメンバーたちの戦いからもう心震わされた。
    それぞれがそれぞれに己の力の限りのことを、いやそれ以上のことを出し尽くそうとする姿。
    誰かのためにどんなに苦しくとも逃げずに立ち向かおうとする姿勢。
    まるで一人一人にベルの魂が乗り移ったようなそんなパーティ。
    いや、すごいなあ。
    なんど胸が熱くなったことか。

    そして後半はベルとリューの決死行。
    もうね、ここまでボロボロになる主人公って見たこと無いよ。
    それでも、運命の天秤自体をぶち割ってしまうベルの愚直さが、まさに主人公にふさわしい。

    モンスターに取り囲まれたリューを助けるためにベルが飛び込んでくる場面は、この物語の一つのハイライト。
    リューにとっての英雄が現出した瞬間だ。
    そりゃリューの心もそうなるよなあ。
    いやあ面白かった。
    ほんと最高だよ。

    それにしても言いたいことが一杯湧いてくる。
    600ページを超えるこの分厚さに買うときからまじかと思った。
    自分も『め組の○悟』好きなもんで「もう誰も自分の前で死なせない」には確かに、ぽいなあと思ったんだよね。
    今巻のヒロインはまさしくリューさんなんだけど、でもここまでアイズが出てこない巻も珍しい。
    そんでベルハーレムについに大物参戦だ。
    ところで、まだベルが救わないといけない女の子たちってアイズは大トリだとしてあと誰だろう?
    カサンドラ?他には?
    新たなキャラクターがまだまだ出現するの?

    この物語がこれからどうなっていくのかほんと楽しみだなあ。
    次回は久々の日常回と言う事でホッと一息付ける楽しいお話を期待している。

  • ヴェルフ班vsアンフィバエナ
    ベル班の深層脱出。
    中身が濃厚で、どっちも読み応えマックスだった。

    みんな冒険(成長)している。
    ヴェルフの魔剣作成だったり、リリの指揮だったり、ミコトの死と隣り合わせの魔法だったり、春姫の歌だったり書ききれない。
    リューの過去話からのトラウマを超える場面も泣ける。

  • 【読書】凶器のような分厚さだけど、最後まで飽きさせることなく、読みごたえのあった作品やね。特に最後のジャガーノートさんとの一戦は余りにも燃える展開に手に汗握ったわ。13巻から長い間待ったけど、ホント待った甲斐がある作品やったね。続きも楽しみやなあ、コレは。 #ダンまち

  • アニメ見てからこっちも読むとすごい興奮する

  • 文句無しで読み応え充分。

  • 「迷宮の孤王ーーアンフィス・バエナ!」 絶望の『予言』は終わらない。 惨禍の宴が繰り広げられた27階層で巻き起こる新たな異常事態。退路を断たれたリリ達は、ベル不在の中で『冒険』を余儀なくされる。「深層……」 一方でベルとリューを待ち受ける過酷の名は『37階層』。孤独、孤立、孤絶、最凶の舞台で幕を開ける最悪の決死行。そして迫りくる【厄災】の影。かつてない過酷に翻弄される中、リューは生と死の狭間で過去の情景を見る。「私には、もう……『正義』はない」 これは、少年が歩み、女神が記す、ーー【眷族の物語】ーー
    (2018年)
    — 目次 —
    幕間「動き出す者達」
    七章「絶望の詩 超克の詩」
    八章「鎚の声」
    九章「ハロー深層」
    十章「白の魔宮」
    十一章「殺意の行方」
    十二章「真・迷宮決死行」
    十三章「千の闇をこえて」
    エピローグ「You’ll be back Ⅱ」

  • ダンまち史上最強最凶のモンスターとの戦い、手に汗握る感じで一気読みしました。いやー結果はこうだろうなというのはあったものの、やっぱり起伏があると感情が揺さぶられますね!おまけ感あるけど、仲間達の別の戦いもナイスファイトでした。上下巻終わって、もうしばらく激しいのはいいかな、、平和なのが読みたい。

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著者プロフィール

第4回GA文庫大賞で【大賞】を受賞、GA文庫『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』でデビュー。

「2023年 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか19 ドラマCD付き特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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