ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか15 (GA文庫)
- SBクリエイティブ (2019年6月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797396225
作品紹介・あらすじ
深層の決死行を乗り越え、地上の帰還
を果たしたベル達。それぞれが果たした
冒険の成果は『成長』の証。確かな前進
に喜ぶ傍ら、ふと彼等彼女等はこれまで
歩んできた道のりを振り返る。
少年は始まりの日に還り。
女神は追憶を映す炉の光に目を細め。
小さき少女は灰の過去を乗り越え。
鍛冶師は遠き日を重ねた空を仰ぎ。
受付嬢は昔日の傷を。
妖精は正義の誓いを。
黒烏は金狐との今昔の物語を想う。
今と過去が織りなす日常編。『英雄』
が生まれる地に束の間の安らぎを。
これは少年が歩み、女神が記す、
──【眷族の物語】──
感想・レビュー・書評
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激しい展開の後のホッとする一冊
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春姫は良妻賢母
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深層の決死行を乗り越え、地上の帰還を果たしたベル達。それぞれが果たした冒険の成果は『成長』の証。確かな前進に喜ぶ傍ら、ふと彼等彼女等はこれまで歩んできた道のりを振り返る。少年は始まりの日に還り。女神は追憶を映す炉の光に目を細め。小さき少女は灰の過去を乗り越え。鍛治師は遠き日を重ねた空を仰ぎ。受付嬢は昔日の傷を。妖精は正義の誓いを。黒烏は金狐との今昔の物語を想う。今と過去が織りなす日常編。『英雄』が生まれる地に束の間の安らぎを。 これは、少年が歩み、女神が記す、ーー【眷族の物語】ーー
(2019年)
— 目次 —
プロローグ「冒険者達の休歌」
間章「成長と現在と黒パン」
一章「旅立ちの日に、始まりの日に」
間章「マイホーム・マイファミリア」
二章「HEY WORLD」
間章「シンデレラは幸福の夢を見るか」
三章「灰被りの少女」
間章「カレは私のアドバイザー」
四章「ギルド・アローン」
間章「その鉄は冷めることなく」
五章「蒼の焔」
間章「エルフの動揺」
六章「出会いと誓い」
間章「努める姫と見守る忍」
七章「今昔物語〜黒烏と金狐〜」
エピローグ「英雄挽歌」 -
長く続いたギリギリのダンジョン探索も終わり、治療と休息する様子を交えながら、各キャラが冒険者になるまでの話を思い返す、短編集です。
アニメDVDの特典を加筆したものだそうですが、それぞれの原点を再確認できたのが良かったです。 -
それぞれのバックボーンが垣間見える。
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激しいバトルとは無縁の日常編でした。しかし、ヘスティアファミリアのメインどころの人たちの過去がどんなだったか振り返って、ああこんなだったなあとか、こういう経緯があってオラリオに来たのかとか、これはこれで面白かったです。黒竜の話も最後の方チラッと出てきて、次はまたいつもの感じになるのかなと期待ですね。
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ハーレムですねー。どこまで行くんでしょう。
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前回までの緊迫した話ではなく、後日談的な話。
各登場人物の今と昔の追想だった。
最後には次巻の布石っぽいのもあったし次に期待。 -
深層から戻ってきてLv4となったベルたちの日常編。過去と現在。
オラリオに来たばかりのベルは宿屋のおやじにぼったくりされてることにも気づかずに路地をうろうろしていたときにヘスティアと出会う。
ベルがオラリオに来る半年前、地上におりたヘスティアは居候していたヘファイストスから追い出されて3か月、ベルと出会う。
リリは居場所を失ったときにお世話になった花屋の老夫婦にいつもお金をおいていって感謝をささげていた。
ギルドのアドバイザー、エイナは過去担当して死んでいった冒険者たちを想い、ベルがそうならないよう頑張る。
呪われたクロッゾ一族の魔剣への妄執を嫌っていたヴェルフはダンジョンで鍛えた自分の魔剣をヘファイストスに評価される。
リュー・リオンは酒場の女給をしながら、ベルへの想いを感じ、アストレアファミリアにいたころの自分を振り返る。
命は春姫も成長していることを喜ぶ。
エレジア、挽歌祭の夜、ベルは英雄アルバートのモニュメント前に立つ。傭兵王ヴァルトシュテイン、アイズ・ヴァレンシュタインとの関係が示唆される。 -
日常編。ハーレム編。なんとでも。
日常から過去の話に戻って過去話が一応本編というか
本筋というので少し変わった目線で見ることができたかも。