三菱銀行事件の42時間: ドキュメント新聞記者 (新風舎文庫 よ 108)
- 新風舎 (2004年11月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797494877
感想・レビュー・書評
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30年以上前の三菱銀行事件であるが、銀行員と警察官4人を射殺し、女子行員を全員裸にして外に向けて立たせ、肉の壁を作るなど、かなり興味深い事件である。そんな事件の顛末を把握しながら読むと、ITも何も発達していない時代、中の様子がわからない状態で解放された人質の証言や、警察からの情報だけで記事を書くことの難しさが伝わってくるような本だった。後書きにもあったが、在京の新聞社のような形骸化してしまった報道とは違い、真実を伝えるんだという記者魂が感じられる本だった。この事件については他の角度からも研究したい。
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オレは事件について知りたいのであって、新聞記者のロマンやゴタゴタの回想録など読みたくない。
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