図解入門業界研究 最新ファッション業界のトレンドがよーくわかる本[第2版] (How-nual図解入門業界研究)
- 秀和システム (2016年12月24日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798048307
感想・レビュー・書評
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ファッションとブランド。
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アパレル業界の現状を解説した本。
色々な視点で業界を簡易に説明してくれていて、わかりやすい。
また、筆者の為家さんが、非常にこの業界に長くいる方で、業界に対して造詣が深く、また愛がある文章なので、なるほどと、想いながら読める。
(アパレル業界は、マーケティング力があるようで、ないという問題提起など、業界の最前線を知っているからこそ、業界を愛しているからこその記載が多々ある。)
アパレル業界全体は非常に厳しい状態とのこと。
今、百貨店が苦戦しているのは、肌で感じていたが、(百貨店でうっているような服が、売れなくなってきた、他に手にいれる手段(専門店、インターネット、ショッピングセンター)が多数ある)等の理由が書かれていたが、皆が百貨店にある程度高級な服を欲しなくなっている傾向にある。
服を買う人たちが、高い服を必要としない(価値観が変わってきている)ことは、ある意味DCブランド、UNIQLO、ファストファッションの流れで、いいものを安く(安く買える場所で)買う、目利きになってきている、賢い消費者が増えている。ということ。
また、売上等のデータで、UNIQLOの巨大さ、他の会社を寄せ付けない世界レベルの会社であること、に改めて驚いた。日本的なガラパゴスではなく、グローバル企業となれたUNIQLOはやはり一味違う会社なのだなと。
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