- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798052687
感想・レビュー・書評
-
サイエンス・アイ新書のミサイル解説本よりは詳しくわかりやすい。
ミサイル全般の仕組みから運用等まで広くカバーされている。
北の弾道ミサイルから、ウクライナ戦争でのハイマースやジャベリン、防衛政策の議論における敵基地攻撃のための巡航ミサイルなど、ニュースを見るうえでもミサイルの知識があるとより深く内容が理解できると思った、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図解入門とあるとおり、多くの種類があるミサイルを空対空など用途による特徴、構造、発射の仕組み、誘導、交戦、など一通りすべて網羅して解説している。読みやすく写真やイラストも多いが、それらは専門用語の多い文章の補完程度のものであり、概念図の域を超えないものである。
興味のない人にとっては、いろいろなタイプがあるとしか理解できないだろうし、好きな人にとっては物足りないのではないだろうか。とは言っても、ミサイルを解説した本は日本では少ないので、きちんとまとめてある点で貴重な本である。
少し残念なのが、文章が砕けすぎているところが散見されることで、そういうところも含めて文章力のレベルアップを望みたい。 -
図書館で借りた本。冒頭にもあるようにミサイルの種類・システム構成要素・実際に使われる場面について図版と写真を用いて平易に解説している内容。ミサイル入門の空・艦・地・車・潜・衛星・弾道弾追撃・レーダーを敵とした場合の対応ミサイルの紹介が興味深い。あとは飛ぶ・発射の仕組み解説や開発企業など。素人を対象にした本なので難しすぎる内容ではなかった。