note完全マニュアル[第2版]

著者 :
  • 秀和システム
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798069999

作品紹介・あらすじ

本書は、コンテンツ投稿/配信サービス「note」の解説書です。サービスの内容や機能について、基本から丁寧に解説しています。マガジンやサブスクリプション、有料記事の販売、より深く活用したい人向けのnoteプレミアムまで網羅しています。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。
    note面白そう

  •  すでに,今年2023-08-12より「note」を利用している。よって,いろいろと試してわかっていることもあるが,見落としがあるかもしれない。そう思って読んで見た。以下ネタバレあり。

    ・無料コースでも広告が入らないのはやっぱり良かった。収益モデルは企業向け有料コースと,コンテンツ個人販売時の手数料。
    ・共同運営の仕組みがあるのはよい。無料コースでもある程度のことは出来そうだ(試してないが)。当方以前から使っているココログ有料コースは広告なしがよいが,本人死亡で支払い止まれば閉鎖されてしまうのがリスク。noteの無料コースなら支払いうんぬんは関係なさそうではあるが,規約読み直しておいた方がよいかもしれない。
    ・2014年4月サービス開始。だからもう少しで10年。新しいコンセプトのメディアであることは確かと思う。
    ・目次機能は便利に使っている。はてな も有るらしい。最古参ブログのニフティ ココログ(Cocolog)を使っているが,そういった機能拡張がさっぱりなされず,スマホアプリも無くなってしまったり,URL貼り付けがIEでは出来てたのがChromeでは出来ず,作業が大変になったり。その点,この「note」はちゃんとしてるし,機能拡張もいろいろなされており,すばらしい。
    ・コメント機能がちゃんと有る。noteユーザー(クリエーター)だけが可能なので安心か。
    ・「分野を絞る」ようアドバイスがなされているが,これは当方開設時の方針とも同じだ。
    ・プロフィールは顔写真でなくてもよい,と有る。あまりよく考えずに掲載してしまって,あぁ恥ずかしい。
    ・毎日投稿するとバッチを貰えるとかで,つい60日は頑張ってしまったが,ついに力尽きた。本書ではnoteは「厳選した話題を深く掘り下げるような情報を探し,調べ,書くことに適している」メディアと紹介。内容の薄い記事を毎日書くことにこだわる必要はなかろうと,他の方の記事を読んでいくうちにうすうす感じてはいたことが明快に書かれていて納得。
    ・「引用」機能の存在はこの前気づいた。本書でさらに自動的に「出典」記入が求められることを知り,さすがと関心した。当方記事は印刷したときにちゃんとURL部分も見れるようにと意識したつくりにしているつもりだが,行頭引用記号を置くやり方はスマートでない(勝手に改行されて見づらくなることがある)と感じていたが,ちゃんと機能がある訳だ。
    ・「記事の一覧」機能について記載がある。しかし,1画面に表示される件数は多くないし,テーマ(タグ)ごとに自動分類される訳でなく時系列なので,見づらいと感じた。だからこそ,自分で「プロフィール」機能をテーマ別索引にし「クリエイターページに固定表示」してみたりした訳だが。機能紹介に留めず,欠点は欠点として書いておいて欲しいなぁ。
    ・Twitter(X)は私は使ってないが,展開するには(つまり他の方にも伝えるには),Twitter(X)アカウントのリンク機能も(noteに備わっているこの機能を)使うべきかどうか。本書は手順だけであり,Twitter(X)アカウント新規取得によるnote波及効果については記載がないのが残念。この点は他で(WEBとか他の本で)調べた方がよいかもしれない。
    ・マガジン機能は面白い。しかし,ブックマークとして使う機能は,noteだけしか記録できないのであれば意味がなさそうだし,先に欠いたように,一覧表示が冗長なので,適しているとは思えない。しかし,複数人による共同運営機能としては有望かもしれない。
    ・プレミアム機能(有料),メンバーシップ(参加者限定のコミュニティ掲示板,開設は有料・審査必要),とか,興味深く読んだ。すぐには使わなさそうだけど。
    ・iPhoneアプリは有料投稿不可,とか知らなかったなぁ。KindleやKobo,hontoの書籍をアプリでは買えなくなった(ブラウザを使う手間がある,AppStoreだけでなく,Google Playも同じになってる)と同じ理由だろうか。
    ・SPECIAL記事でキリンのnote事例が詳しく書かれているのが良かった。この記事を読むだけでも本書の価値があるように思えた。
    ・総じて,なぜnoteにすべきかの説明が不足しており,noteを使い始めての初心者向けの本と感じた。他のSNSとの比較表とかが無いので,noteを選ぶべき理由の記載が少ないし,noteに今足りない機能,noteで展開していくためのノウハウなどの記述が少ないように思う。
    ・Amazonで「note マニュアル」で検索すると,意外にも本書以外にもいろいろ見つかる。初心者用以外もいろいろ出ているようだが,Kindle版しか無いものがほとんどで,注意が必要かも。

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著者プロフィール

八木重和(やぎ・しげかず)
テクニカルライター。
学生時代からパソコンや当時まだ黎明期のインターネットに触れる機会を持ち、
一度サラリーマンになるもおよそ2年で独立。
以降、 メールやWeb、 セキュリティ、 モバイル関連など幅広い執筆活動を行う。
同時にカメラマン活動やドローン空撮、メディア制作等にも本格的に取り組む。

「2021年 『はじめての今さら聞けないスマートフォン入門[第3版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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