イノベーションのジレンマ 増補改訂版: 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき

  • 翔泳社
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798100234

感想・レビュー・書評

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  • 正に古典的名著である。第10章の電気自動車についての考察は正に現在テスラが起こしているイノベーションを予感させるものであり、読んでいてワクワクさせられた。

  • 技術分野に関わらずすべての社会人が読むべき。
    技術やサービスが定着すると、ユーザーはその拡大や強化を求め、組織もそれに応えるよう動くようになる。まったく新しいものを既存ユーザーのニーズで評価すると大失敗する。
    この本が出てから何十年も経つが、自分のいる会社含め未だにあちこちでこの本に載せられる事例が増えていくばかり。
    ジレンマにどう立ち向かうかも指摘されており、賢者なら歴史に学ぶべきだ。

  • 破壊的イノベーションとはなにか、技術の進歩はどのようにしておこるか、詳細に書かれています。専門外の部分は読み飛ばしたが、それでも非常に分かり易い本でした。

    • Keiさん
      破壊的イノベーションとは何か、理解するところが第一歩。著者ご本人も後悔されているそうですが、破壊的という言葉から連想されるようなイノベーショ...
      破壊的イノベーションとは何か、理解するところが第一歩。著者ご本人も後悔されているそうですが、破壊的という言葉から連想されるようなイノベーションではない。どうやって破壊的イノベーションを生むか、またはそれから守るか、について書かれている。技術の進歩がどのようにして起こるかについて、徹底的に事例研究が行われている。専門外の部分は読み飛ばしたが、それでいて非常に分かり易い本でした。
      2021/11/09
  • 今の勤務先のこの先を予告されているようで一旦休憩中

  • 最高の顧客の意見に耳を傾け、収益性と成長率を高くする新製品を作り出す優秀な企業がどうして衰退してするのか。
    また、組織の能力は、人材の能力とは無関係であり、じん、資源などの入力を価値の向上というプロセスと優先事項を決定する価値基準によって決定される。
    読みやすく、腑に落ちる本であった。

  • 大規模な会社であればあるほど周りの目が気になり、圧倒的な躍進ができない。

    というような内容
    勉強になりました。

  • クリステンセン教授の名著
    成功している大企業が、破壊的新技術を採り込めない理由が顧客を重視する企業文化にあるというジレンマを解く。
    ヒューレットパッカードのプリンター事業:別会社で介入しないで新規事業を起こす、を対策として紹介。

  • 最強に面白いし、怖い。
    「偉大な企業はすべて正しく行うが故に失敗する」
    主要顧客や株主の期待に応えて高利益率の製品を提供し続けてるうちに、全く異なる指標で評価される市場で生まれる利益率が低い製品にいつのまにか代替される。

    最近だと地銀の勘定系システムのクラウド移行が例かな。
    勘定系の評価軸は信頼性や性能。メインフレームが主に利用される。
    ただ、スケールや管理の容易さで評価されるシステムにてクラウドが導入され始め、徐々に勘定系システムで要求される信頼性や性能を満たすようになり、メインフレームを代替。

    メインフレームを提供する企業は持続的イノベーションを加速
    →異なる指標で評価されるローエンド市場で破壊的イノベーションであるクラウドが勃興
    →メインフレームは勘定系の評価軸に対して供給過多になり、クラウドが勘定系の需要を満たすようになり代替。
    恐ろしいなあ。

  • なぜイノベーションにやられてしまうのか、実感した。
    企業の成長に対する期待値から必然とやられてしまうところを、どう防ぐのか、考えたいと思うきっかけになった。

  • 配置場所:2F手動式書架
    請求記号:336.17||Ko 21
    資料ID:W0133079

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