ユースケース実践ガイド: 効果的なユースケースの書き方

  • 翔泳社
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本棚登録 : 220
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798101279

作品紹介・あらすじ

本書は、実際の開発プロジェクトにおいて、ユースケースを書くための実践的な知恵、ノウハウをまとめたものである。ユースケースの表記法の解説書ではなく、表記法をマスターした開発者が、実際のプロジェクトでユースケースを書く際に役に立つ実践的なガイドである。UMLをひととおりマスターしている管理者、技術者に向けて書かれているが、UMLを知らない方でも、システムの要件分析の実践的ガイドとしても活用できる。コーバーン氏の今までの活動を1冊の本にまとめたものであり、地に足のついたプラクティスを体系的に説明。ユースケースの入門を終えた技術者が、プロジェクトで本当に使えるための知恵、ノウハウを学ぶための格好の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 必要なところだけ読んだ。ユースケースのレベルをどのレベルで書けばいいか悩んでいたが、この本を読むとなんとなく掴める。また、良い例悪い例が豊富なのでどうすると良い例に近づくのかもよくわかる。絶本なのが惜しい。

  • ユースケースの記述時における指針の提示や、粒度の違いなど、勉強になった。
    チームでこの本の内容を事前に読み込んでから作業に取りかかれればなかなか捗りそう。

  • <blockquote class="twitter-tweet"><p><a href="https://twitter.com/PoohSunny">@PoohSunny</a> 個人的に最も基本になるのは「ユースケース実践ガイド(アリスターコーバーン著)」ですね。実際にWebアプリに適用する具体例としては「UMLによるWebアプリケーション開発」もわかりやすいです。 [うさみみ*´×`*エンジニア]</p>&mdash; きょん@うさみみモード (@kyon_mm) <a href="https://twitter.com/kyon_mm/statuses/346936599986176002">June 18, 2013</a></blockquote>
    <script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>

  • UMLのユースケース図って何の役に立つんだろうと思いこの本を読みました。本書では、システムの要求を発見&把握するために効果的なユースケースの書き方が書かれており、ユースケースに対するモヤモヤを解消できました。

    「ユースケースの本質はテキスト」「図にこだわりすぎて他の人が理解できないものが出来上がっては本末転倒」などは目からウロコでした。

    具体的なユースケース例や作成手順、チェック項目などが書かれているので、実際の作業がイメージしやすかったのもよかったです。

    ユースケースからシステム設計やコードに落としていく方法は書かれていないので、その部分は他の本を読みたいと思います。

    本の前半は、後半で説明されている単語がポンと出てきてちょっと読みみくかったので、一度一通りざっと目を通した方が理解しやすいと思いました。

  • ユースケースを理解したい人はぜひ読んで欲しい本。
    ユースケースというと、よく知らない人はUMLのユースケース図のことをイメージしがちだが、実際はユースケース記述が重要。
    この本は、ユースケース記述の書き方をとても詳しく説明している。
    一度、この本を読んだ人は、ユースケース図は補助的な役割だと言うことを理解できるだろう。
    (ただし、ユースケース図が全く不要というわけではない)

  • ユースケースを実際にどう書いてどう使うのかを具体に書いてある<br>
    本.ユースケースからどうやってコードまで落とすんだよ!,とか<br>
    言うような不思議を多少解消してくれる.<br>
    ページ数が多いので途中から飽きては来るが,半分も読めば言いた<br>
    いこととやるべきことがなんとなくわかる.うまく実践で使えるか<br>
    はまた別の話ですけどね.<br>
    2009.04.06(Mon)読了

  • ユースケースを書こうとしているならば、事前に読んでおきたい一冊。迷いがちなユースケースの粒度(レベル)や、ユースケース記述の書き方などが分かりやすく解説してあります。

  • はっきり言おう。本書は100%「オススメ」の実践本である。

    私が本書と出会ったのは、2002年初頭のこと。当時流行り始めていたUMLを使ってみようと個人的に思い立ち、いろいろ手出しをしていくうちに、クラス図やユースケース図といった「UML」そのものも有益だが、何よりもユースケース図を補完する「ユースケース記述」こそが大切であることに気づいた。悶々としていたときに、たまたま本屋で見つけたのが本書なのである。

    ユースケース図といえば、○とか□とかの適当な記号で占められ、こんな簡単な図で何が分かるんだ?と不安になるような、人を食ったような図だ。ちょっとUMLをかじった者ならば、ユースケース記述あるいはユースケースノートと言われる補足が必要であることを知っていると思う。

    そのユースケース記述の書き方のみに焦点を絞って、それ一本をテーマに徹底的に解説、そして手ほどきを示しているのが本書なのである。それゆえ、本書は図の書き方の本などではない。文章の書き方の本と言っても差し支えないと思う。そして、ハードに依存しない本書は永遠に陳腐化しない、極めて普遍的な書と言える。

    考えても見て欲しい、ユースケース記述の書き方だけで数百ページもある1冊の本なのである。その内容の濃さ、充実度、今すぐ使える度は、どこのページから読んでもアイデアの宝庫、使えるネタのオンパレードなのだ。

    ユースケース記述なんて、とお思いのあなた! そうは言ってもいつもPCの前でもんもんとしてないか? そんなあたなは2002年当時の私と同じアマチュアなのだ。だからこの本を開いてごらんなさい。「目から鱗」を保証する。

  • まだ読んでいない。ユースケースの意味がわからなかったので、購入。(実際に設計すると、備考ばかり多かったので)

  • 2006.5.5 購入

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