SEのためのソフトウェアテストの基本

著者 :
  • 翔泳社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798105550

作品紹介・あらすじ

システム開発における「テスト」は、要求された機能の実現を証明するための大切な工程。工数でもコストでも、プログラムと同じかそれ以上に重要な業務です。しかし残念ながら、テストで必要になる知識や具体的な方法をきちんと学ぶ機会はほとんどないのが現状です。そこで本書では、現場ですぐに役に立つテストの方法をわかりやすく解説します。

感想・レビュー・書評

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  • 内容は、『えー、全部テストするんですか?』が10倍くらいに薄まって、イラストが追加され、再構成されたといったものです。

    本書のタイトルには「基本」という言葉が入っています。Yahoo!辞書によると基本とは「判断・行動・方法などのよりどころとなる大もと。」といった意味だそうです。
    ところが、基本と銘打ちながら、たとえば、

      品質は仕様に照らして成果物の良し悪しを測る尺度です。評価の尺度ですから、当然さまざまな種類に分類することができます。

    という説明はいかがなものかと思います。

    初学者のためには、まずは、最重要な言葉の一つといってよい「品質」に対する先人の定義を踏まえる。そして、必要であれば自らの定義を加える。その後で品質特性の話に移るといったことが必要なんじゃないかと思いました。

    他も、大体そんなところです(同値分割・境界値分析もでてきませんが、ミューテーション、統計的推定はでてきます)。

    したがって、本書は、初心者にも中級者にも上級者にもお勧めできるものではありません。

  • 仕事の関係上、この手の「SEのための~」という本が気になってしまいます。私の実力に疑問符が沸くからでしょうか?

    出版が2006年となっているので、古臭さを感じるかと思いましたが
    全然、そんなことはありませんでした(私の頭がローテクなのもありますが)

    内容はと言うと、体系的にテストの基本が勉強できるのが良いです。
    品質管理という点で、テストの重要性は承知していましたが、仕様書や設計書との関連など結構ためになる事も載っていました。(と言ってもバグを取り除くと言ったような単純な作業だとそのありがたさも感じない訳ですが...)

    テストメインですがその工程に限らず、開発作業の全体を俯瞰できるのではないでしょうか。

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