- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798108131
感想・レビュー・書評
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本当に題名通り基礎って感じの内容で分かりやすい。基礎的な用語等、勉強になりました。
投資という生き方について、考えてみようと思い本書を手に取りましたが、
投資(特に短期トレード)の世界に身を置くことは、私にとって幸せになれる方法にはなり得ないと感じました。
個別銘柄買いは努力の要素が大きいにも関わらず、負けると得られる成果が無い(必死に集めた情報も自分の血肉ならない)ところが厳しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人投資家が株で利益を上げる為のコツを、経験則から語った本
目次
<blockquote>第1章 超基礎編―株式投資のキモ
第2章 売買スタート編―取引徹底攻略
第3章 投資心理編―心理操作で勝利
第4章 投資資金&投資力チェック編―必ず勝つための条件
第5章 投資戦略編―投資情報活用の極意
第6章 格付けランキング編―各業種別の銘柄の見方およびオススメ株
付録 マネーゲーム!!史上最低のババ抜きで勝つ方法
</blockquote>
このテの本の中では、まともな本なんじゃね?
買い始めから確定まで、フローを追って説明。さらに業種ごとのひとくちメモもあり。
非常にコンパクトでありながら、かつ実戦でも重要視されることを押さえてる。
割と時事的なネタをメインに載せがちなカテゴリなんだけども、どんなときでも確かにそうだといえそうな手法について書いてあるのは、かなり有用なんじゃないだろうか。
但し、この本のとおりにしたからといって儲かるとも言えない。
ただ、負けづらくなったり、相場のことがわかる……程度だと思っておいたほうがいいかな。
(弱気なのは、株関連に「確実」が無いため……)
初心者の投資心得
<blockquote>・倒産しない会社を選べ/財閥系低位株を買うべし
・暴落時に買うべし/暴騰時に売るべし
・借金して株を買わない
・買った株が下がったら、ナンピン買いすべし
・損切りは絶対しない
・儲けた金は株式投資以外に使わない
・ひたすら株数を増やすべし
・「株」をよく知る人に話を聞くべし
</blockquote>
なかなか……なるほどと思えるんですよ。多少かじってると。
自分の程度が知れてるので、これよりもいいアプローチはあるのかもしれないですけど。
特に借金して株を買わないってのは、当たり前といえば当たり前なんですけど、意外とやっちゃうんですよね。
<blockquote>資金が増えたことによって気が大きくなるのと、期限が決められたお金なのでできるだけ長い期間運用したいという考えが働くんです。
ワシの場合、株価が下がるまで待ってから買うのですが、借金をするとこの余裕がなくなるらしいです。「なるべく早く儲けたい」と思うんですね。これは精神的にかなり不利です。
</blockquote>
実際にやったらどうなるかが書いてあって、こういう状態になるそうです。
確かに、身銭をきってやらないとこうなりがちですね。その上借金だと返済期限に追われる……精神的にはきついだけです。もちろん、ファンドなどの大きく動かせる場合であれば別ですが、そんなのは個人ではまずありえない。やれるような個人は既に達人でしょう……。
そして、リスクとリターンについても述べてます。
<blockquote>知識や情報が無い方だと、倒産のリスクが大きく見えてリターンが見えません。しかしリスクとリターンがつりあっていることがわかればリスクに見合うだけのリターンがあると考えるようになります。</blockquote>
これは目から鱗だなーと思ったところ。自分もそうなんですが、損切りをした事があったり、含み損をずっと抱えてたりすると、リスクというのが非常に大きく感じられます。
自己責任なのはわかってますけど、いざなってみるというのは、やはり違うものです。
それだけに、リターンがあると思っても、程度を低く見積もったり、どうしても二の足を踏みます。それに対して、ちゃんと精査してリスク以上にリターンがあると判断して仕掛けられる……まあ、確実ではないにせよ、トータルの儲け額は高いんだろうなぁ。
そういう意味で、少し勉強になった気がします。 -
最近、株に興味があります。ど素人ですが。