グラス片手にデータベース設計 会計システム編

著者 :
  • 翔泳社
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本棚登録 : 209
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798109275

作品紹介・あらすじ

エンジニアには製品知識や技術力も重要ですが、業務知識、中でも会計の知識はあらゆる業務システムの設計/構築に役立つ非常に重要なものです。本書は「会計の分かるエンジニア」を目指す人のための会計入門書です。日々の仕訳から貸借対照表/損益計算書などの決算書の作成、資産管理、原価計算、法律まで具体的な例を示しながら基礎的な会計業務を説明しています。さらに筆者がたずさわった会計システムの画面も交えながら、システム構築、DB設計のノウハウもしっかり網羅。

感想・レビュー・書評

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  • SEに必要な会計の基礎知識が身につけられる本。簿記を勉強する前にこの本に目を通してからでも遅くないと思う。各章の自己啓発や育成観点の余談?がとっても面白い。また、なんの脈絡か、カクテルの話が囲みでふんだんに出てくるのも、頭のクラッシュを防ぐのに良い工夫だと思った。

  • 会計システムのデータベース設計について書いてある。
    自動仕分けのテーブル構造や入れ子の構造をもつテーブルの設計について説明がある。
    2001年の出版物なので当時の話題であったであろう税効果会計をシステムに反映する方法について説明してあった。
    他にも多通貨会計や管理会計、月次決算についても章ごとに説明してある。
    肝心のテーブル設計の説明については期待していたが肩透かしを食らった。300ページのボリュームで基本的な会計知識、当時のトレンドの会計、テーブル設計を詰め込んでしまっているのでどれも中途半端な内容になっている。
    会計システムの概要を知るにはいいかもしれないが、この本を読んだシステム設計の未経験者が会計システムを組むのは難しいように思う。

  • 会計業務におけるデーターベース設計の基本を解説した本。
    簿記に関する記述が大半を占めており、基本的な内容ではあるが、簿記に全く馴染みのない方は理解するのに苦労するかもしれません。
    ただ、そうだとしてもシステム開発者だけではなく、経理業務をする方にとっても非常に勉強になると思います。

  • 会計システムに携わらせてもらった後、本当に劇的に情報システムへの見方が変わった。給与情報にしても、生産情報にしても、すべて最終的に会計にどう流すか、というところでイメージするのが一つの設計指針であると思う。簿記とかを勉強するとこの本も読みやすくなるので、まずは簿記から勉強する、というアプローチでもいいかもしれない。

  • 会計業務におけるデータベース設計について解説した本です。
    会計知識だけを解説する本はとっつきにくかったのですが、データベースの解説も
    あることでイメージがしやすく、会計についての理解もしやすかったです。
    データベースについて基本的な事を理解されている方であれば、会計知識についても
    すんなり理解できるのではないでしょうか。

    会計知識の解説は大枠のみの為、会計業務を本格的に理解したいのであれば
    本書は不十分かもしれませんが、データベース設計を要り具他としてアプローチして行くやり方は
    とても良いと思います。

    私は下戸ですが、カクテルの解説は読み物として楽しかったです。
    解説の合間の息抜きとしても良い役割を果たしていると思います。

  • 尊敬するITエンジニアの一人の著書。わかりやすい!!

  • 買っているのですが、まだじっくり読んでいません・・・簿記が取れたらもう一回読んでみようと思っています。

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著者プロフィール



「2016年 『グラス片手にデータベース設計 販売管理システム編 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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