リ・ポジショニング戦略

  • 翔泳社
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本棚登録 : 205
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798121178

感想・レビュー・書評

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  • 何度も読み直すべき名著

  • ・ヒュンダイ お客様が失業したら購入した車を販売業者に返却するプログラム
    ・政治家は伝えるべきメッセージの中身にこだわり、マーケターは差別化にこだわるべし
    ・リポジショニングとは消費者の心を変えるのではなく、心の中の意識をすこしづつ調整していくもの
    ・リーダーの強みの中に弱さを見つける
    →100%ポテトでなくていい
    ・コモデティ商品のリポジショニング
    ?認定 バナナの小さなラベル
    ?ブランドの顔をつくる
    ?改名する
    ・イノベーションのジレンマ クレイトン・クリステンセン
    ・販路の拡大は大きさがイケてることの敵になるならさきがみえてくる
    ・ブラジル ヤマダカード
    →クレジットカードを持つことが一種のステータス
    ・一人の人間が純粋な社会関係を築ける最大人数は150人といわれている
    ・実は広告はすでにそこにある火をあおることはできても、火をおこすことはできない。無から何かを生むには第三者の推奨がもたらす”妥当性”が必要だ(口コミ?)
    ・リーダーはゴールと優先順位を決め、基準を設けてそれを維持するのが役割だ(ドラッカー)
    ・偉大なリーダーは偉大な教師でなければならない
    ・総合的な興味の時代は過ぎ、今流行っているのはニッチだということも認識しなければならない

  • ポジショニングは、顧客の脳の中にある自社のイメージを、競合と差別化すること。リポジショニングは、自社がもつ自社と競合のイメージを調整すること。競合のリポジショニング=競合の強みの中に弱みを見つけ、そこを攻撃すること。

  • 市場に商品があふれている現代、新商品を売り出すことにより、既存商品や企業のイメージを刷新(リ・ポジショニング)するための戦略を指南する。なぜ今まで通りにやっていては売れないのか? 今まで売れていたのになぜ売れなくなったのか? 競争を勝ち抜くために、マーケターにとって参考となる点が多い1冊。


    第1部 競争
    第2部 変化
    第3部 危機
    第4部 リ・ポジショニングの技

  • リポジショニングとは?

    →コンセプトは競合他社をけなして自社のよいとこを売り込むことで、人々の認識に自ら適合させていくこと
    大事なのは、何をしたいかではなくライバルがあなたに何をさせるか
    価格攻撃をかわすには、
    1.何か特別なことをする
    2.論点をずらす
    3.オマケをつける
    4.顧客に優しくする

  • 新たに自社・自社品をポジショニングし直す必要生を説いた本。
    本書では「消費者の心の中の認識を少しずつ調整していく」こととしている。

    リ・ブランディングという言葉が有名ではあるが、
    リ・ポジショニングの有用性・必要生、その手法がよく理解できる本。

    能動的にポジショニングし直すという側面だけでなく、
    競合のポジショニングを変え、
    結果として受動的に自社をリ・ポジショニングし直すという考えは新しい。

    本書でも、ブランドのライン拡張の危険性について言及されている。
    消費者が受け取る情報量からの説明であったが、納得感も高い。

  • マーケティングに溺れている諸君、マーケティングはsimple is best. だぜ。と、言いたいんだなーってことを節々から感じた。
    新しい技術の脅威を認めないとヤバいぜ!とも言いたかったんだなと感じた。

  • ポジショニングに対して、リ・ポジショニングというのは、新しい発想。顧客も競合も動いている。我々も動かないと。

  • ポジショニングは重要な考え方だし納得できる内容も多いし付箋もけっこうつけたけど、なんだか散漫で教科書にはならないかなという印象。ポジショニングの概念に疎い場合には、読みやすいのでいいかもしれない。

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