モバイル・マーケティング最強の戦略: 企業事例に学ぶモバイル徹底活用

  • 翔泳社
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798121901

作品紹介・あらすじ

日本コカ・コーラ、Honda、ロッテ、日本マクドナルド、ぐるなび、P&G、タワーレコード、ローソン。企業事例が満載。本書では、新しく台頭するモバイルメディアによって変わりゆく環境と、モバイルが変えるマーケティング・コミュニケーションについて解説。さまざまな業態の企業の現場担当者へのインタビューを通して、「なぜ」その戦略を選び、かつ「成功」を収められたのか紹介する。集客、売上貢献度の高いマーケティング手法や秀逸なキャンペーン活用例、ソーシャルメディアとの相性や可能性などからみえてくる、モバイル・マーケティング戦略の成功方式。

感想・レビュー・書評

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  • モバイルマーケティング戦略で重要なことは?

    →Wファネルコミュニケーションモデルであり、広告、口コミで顧客を創ることと販促、SEMで顧客を見つける
    販促プラットフォームとコミュニケーションプラットフォームの2軸

  • 企業事例に学ぶモバイル徹底活用」読了。心には響かなかった。俺の準備ができていないのだろう。次回の読書タイミングに期待。

  • 2010年前後のモバイル業界がどのような状況なのかをざっとつかむのによい一冊。モバイル礼賛な論調がやや気になるが、わかりやすく読みやすい。個人的にはHONDA担当者のコメントに強く共感。


    ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    【読書メモ】

    ●そこで私は逆ファネル理論を組み合わせることを勧めている。まず、サイバーコミュニティに情報を投げ込む。その波紋に聞き耳を立て、そこで交わされる会話からさまざまな反応を感じ取り、口コミによるバイラル効果で情報が広がっていく様を把握する。そして、コミュニティで交わされる会話などから効果的なCMを着想し、マスメディアでの露出を高める。そこで一気に「知っている人」を増やし、そこからファネル理論を活用して刈り取りを進めるというものである。

    ●ソーシャルメディアのエンジンは、ちょっとした"ミーイズム"なのだ

    ●ミクシィは常に、いわゆるコミュニティサイトのように、動画やゲームのおもしろさを追求するのではなく、「何を」ではなく「誰と」を大事にするスタンスだ。

    ●新たな生活者の絵姿を、ステレオタイプで考えてはだめだということだ。人は、ますます多様化していく。それにつれて、多様なシチュエーションが生まれてくる。だから、マーケティング的視野も、小さな塊をさまざまに組み合わせていくということが必要だ。答えは一つではない。(HONDA)

    ●かつてのように、何らかの法則性を見つけようとしても無駄です。今後は、どんな組み合わせ、いかなるニーズにも応えられる網羅性が必要とされるのだと思っています。(HONDA)

    ●インターネットが普及したことで、いつのまにか顧客はすぐそこ、ホンダの玄関先まで最初からやってくるようになった。店舗のように、向こうから訪ねてきてくれるようにすらなったのだ。これがモバイルになると、まさに、自分たちの隣に顧客がいるようなものだ。だから、あまり近づくとかえって嫌われる懸念があると、渡辺氏は考えている。(HONDA)

    ●顧客にとってスパムメールにならないように、私たちは週一回を、いわば"スープの冷めない距離"だと考えています。週に一回、金曜日の昼前にクーポンが届く。後は、たまにやってくる号外。キャンペーンの告知です。今くらいの頻度がいいと思っています。(マクドナルド)

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