JavaScript Ninjaの極意: ライブラリ開発のための知識とコーディング
- 翔泳社 (2013年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798128450
作品紹介・あらすじ
jQueryの開発者として知られるJavaScriptのエキスパート、ジョン・レシグが書き起こした解説書。"ライブラリが開発できるレベルのコーティング"を目標にJavaScriptがどんな言語で、どんな機能をどう活かせばよいかを詳細に解説します。JavaScriptにおける関数の意味から、無名関数、クロージャ、さらにクロスブラウザ開発や正規表現の活用など、効率的/効果的な開発を実現するためのテクニックを丁寧に説明します。本書は、実用的で汎用的なコーディングを知りたい方、モダンJavaScriptコーディングの奥義に触れたい方必読の一冊。
感想・レビュー・書評
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表紙がめっちゃかっこいい
英語版は表紙ダサいね.これがカッコイイとか外人は思うのかな
「ジョン・レシグのコードはここまで深い」とか言われてもジョン・レシグって誰やねんって思ったけど jQuery の開発者だって.知らない
初めて知ることが結構あった.継承の仕方とか、Function.prototype.lengthの意味とか.
evalとwithについて出来るだけ前向きにページ割かれてあったのが特徴的だった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
m
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javascriptについて関数的側面からアプローチした良書。
型や構文に関する説明はほとんどなく、javascriptの特徴である関数やクロージャの考え方を中心に解説。
正規表現や、タイマとスレッド、実行時評価についても言及されている。
ある程度内容がわかっていれば必要最低限の解説にまとめられており、分かり易い。様々な技術レビューに関するリファレンスがあり、技術者としてのアンテナの張り方についても考えさせられる。
また、秀逸なのは一連のクロスブラウザ開発に対する傾向と対策。ブラウザ間の違いを嘆くだけの書籍はたくさんあるが、さすがマルチプラットフォーム対応ライブラリの製作者だけあって、その対策が具体的かつ豊富。読み込んで自分のものとしたいところ。