エンジニアのためのGitの教科書: 実践で使える!バージョン管理とチーム開発手法
- 翔泳社 (2016年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798143668
作品紹介・あらすじ
これだけは知っておきたい、開発現場の本格スキル。
本書は、Gitが実践で使えるようになるための本です。基本的な使い方はもちろん、分散型バージョン管理システムの仕組みを理解するところから、ブランチの設計・運用、継続的インテグレーションといった実践的なチーム開発手法まで解説していきます。Gitは「どういうものか」から、具体的に「どう使うか」まで、しっかり学べるので、脱初心者に最適な一冊です。Gitコマンド早見表付き。
「古くならないGitの普遍的な部分、検索しても見つからない現場のノウハウを詰め込んだ一冊に仕上げました。Gitのバイブルとして長く使っていただけると幸いです」(著者前書より)
【こんな方に最適】
1. Git初学者で、開発の技術を学ぶのと同様に、必須のツールとして覚えておきたい、という方。
2. Gitは覚えはじめで挫折してしまったという人が、今度こそちゃんと覚えたいという方。
3. Gitを使いはじめて、もっと便利な使い方をしたい、問題の解決法がみつからない、あるいは、Gitの使い方は知っているが、チームでどのようにGit運用をしていくのかわからないといった方。
感想・レビュー・書評
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もう1つのGItの本より分かりやすかった。
少し古めだったので、改訂版など出たら買う詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2020/04/02
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Gitの基本から実運用までを説明した本。
一通りなことをコンパクトに説明されていて分かりやすい。
著者達は実際に活用していたのだと良く分かった。
[more]
- ステージングエリア
- コミット前に一時的に登録しておくバッファのようなもの
- git add で入る
- ファイル変更とコミットを分けて扱うための仕組み
- Gitの設定には3種類
1. <work>/.git/config Optionなし
2. ~/.gitconfig --global
3. /etc/gitconfig --system
- HEAD
- 現在のリポジトリの先頭を指す
- ワーキングディレクトリに書き出されている
- ブランチ切替=HEADをそのブランチに切りかえる
- チームにおけるGit運用 以下2点が重要
1. Gitのブランチ運用フローが明文化されている
2. 開発者全員が運用フローを理解し、規則に則った運用
- マージ
- トピックブランチの実装者以外が実施が望ましい
- git merge --no-commit で事前検出できる
- コミットメッセージ gitスタイル
- 英語で記載
- 一文の場合にはピリオドを付けない
- 主語は省き、現在形
- 文頭の英単語を大文字にする
- コミット履歴
- git rebase -i <hash>
- プッシュ
- git push -u origin branch_name
- プルリク
- GitHutのプルリクでは、コメントに対する修正をアコーディオン表示
- git submodule
- 機密ファイルを分けるときなど
- git submodule init == gitmodulesを反映させる
- git submodule update = 登録IDでチェックアウトする
- 継続的デリバリ
- CD Continuous Delivery
- 以下の3つで構成される
1. 継続的開発 アジャイル開発など
2. 継続的インテグレーション CI Integration
- 単体テストや結合テストなどを頻繁に実施して不具合を早期発見
3. 継続的デプロイ いつでもデプロイできるという概念
- CD環境
- development 開発リポジトリ
- staging サービスにデプロイする前のテスト環境
- production 実際のサービス
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