図解でわかる!理工系のためのよい文章の書き方 論文・レポートを自力で書けるようになる方法
- 翔泳社 (2019年2月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798158891
作品紹介・あらすじ
理工系に必要な一生モノの文章力を身につけよう!
文章は、まず何よりもそれを読む相手にとって「よい文章」であることが重要です。
本書にはよりよい文章を自力で書けるようになるための様々な原則やコツ、ヒントが書かれています。
「実験レポートや報告書、論文が書けない……」とお悩みの理工系の方は、まずは「なぜよい文章を書かねばならないのか」「そもそもどんな文章がよい文章なのか」を考えてみましょう。
よい文章を書こうとすると、自分の考えをよく整理することが必要になります。
どんな情報をどのように配置すべきか、吟味・推敲を重ねていくうちに書くべき内容・構成・結論が明確になり、結果、書いたレポートや論文も評価されるようになります。
本書を読み終えた後は、「結局、なにを言いたいのかわからない」と指導教官や先輩、上司から指摘されることはなくなるでしょう。
【本書の対象読者】
・理工系の大学生、大学院生
・若手のエンジニア
・上記の方達を指導する立場の方
【指導者の皆様へ】
本書の各トピックの冒頭に掲載している図解画像は、翔泳社のサイトからダウンロードできます。
指導の際には、画像をメールやチャットソフトで共有したり、自作教材にお使いいただけるようになっています。
※ダウンロードサイトにある使用方法についての内容をよくご確認の上、ご利用ください。
【目次】
はじめに
第1章 七つの原則
第2章 構成を練る
第3章 確実に伝える
第4章 ライティングの実技
演習の解答例
おわりに
参考文献
感想・レビュー・書評
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論文・レポートを書くためのセオリーを教えてくれます。
主な対象読者は文章作成に慣れていない学生や新社会人なので、学術的で難解な表現でなく、わかりやすく簡潔な表現で教えてくれる点がすばらしいと思いました。
また、ポイントが適切に因数分解されているので、自身のレポートを添削する際に読み返しやすい点も実用的ですばらしいと感じました。
この本で推奨されている書き方を理解するのは難しくないと思いますが、できるようになるまでには相応の練習が必要になると思います。
方法論を知っただけでできるようになったと驕らず、愚直に文章を書き続けてレベルを上げていきたいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50137709 -
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000084288
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現役で大学生だった頃に出会えていたら良かった!!
大学時代は、入学してからずっとレポートの課題は出るのにレポートの書き方の指導が一切なく、微妙に趣旨の違う卒論向けの指導書籍や個人がアップしているインターネットのサイトを参考になんとかレポートを書いていました。しかし、当時、本書のような平易な文章で体系立ててレポートレベルの文章の書き方を指導してくれる書物・サイトに出会うことはできず、レポート課題は苦行だと思っていました。
社会人になってしばらく経ち改めて文章力というのは大事だなと思うことも多々あり、また、オンライン学習を始めてレポートを書く必要も出てきたため、今回こちらの本を買いました。
技術の解説の後に演習があるため、すぐに自分で考えて手を動かせるので実際にレポート書くときの感覚を鍛えられます。 -
所在・利用状況を見る:
https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/224883 -
<シラバス掲載参考図書一覧は、図書館HPから確認できます>
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/drupal/ja/node/190 -
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB2766378X