エンジニアが学ぶ生産管理システムの「知識」と「技術」

著者 :
  • 翔泳社
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本棚登録 : 134
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798162676

作品紹介・あらすじ

生産管理の業務とシステム化のポイントがわかる
最新動向もしっかりフォロー

生産管理システムの導入は複雑で難易度の高い仕事です。
生産活動自体が複雑で、さまざまな階層を持っています。
そのため、エンジニアは生産管理に関わる全体像を把握し、
組織・機能を横断して業務プロセスを設計し、
適切なシステムを適用しなければなりません。

本書ではエンジニアが押さえておくべき
生産管理の業務プロセスの知識から、
生産管理システムの導入・構築のポイントまで解説しています。

さらに、生産管理におけるビジネスとテクノロジーの最新動向を掲載。
経営と製造工程の可視化に適したERPとMES、
機器の監視制御を自動化するSCADA、
高度な分析ができるデータベース機能を持つBI、
グローバル化に欠かせないPLMなどのシステム知識も身につきます。

【本書のポイント】
●生産管理システムの導入・構築に必要な
「業務プロセス」と「システム化」のポイントがわかる
●生産管理に関する幅広い知識を体系的に学ぶことができる
●組織間の連携がしやすいシステムを設計できるようになる
●生産管理に関わる「原価管理」「KPI管理」も解説

【本書の構成】
第1章 製造業に大きな変革の波が押し寄せている
第2章 生産管理とは何か?
第3章 生産管理業務と関連システム(1)生産マネジメント
第4章 生産管理業務と関連システム(2)製造・工程管理
第5章 生産管理業務と関連システム(3)原価管理
第6章 KPI管理と可視化システム
第7章 生産管理におけるビジネスとテクノロジーの潮流
第8章 生産管理システムを導入する成功のステップ

感想・レビュー・書評

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  • 生産管理システムまわりについて広く浅く取り扱われている。生産管理といえばERPやMESを個人的に一番最初に思いつくがそれ以外のシステム連携も書かれていた。(BIなど)広く浅くなので生産管理システムの全体像を知ってて、より深く知りたいという方にはお勧めしない。
    日本のITは遅れていることや製造業の問題について最初のほうに結構書かれていたなという印象。それ以降は生産管理に関する用語やシステムがでてきた印象。
    本を読んでて、原価管理のことがでできたので改めて簿記2級の工業簿記を勉強したいと思った。

  • 広く浅く、生産管理系システムの全体像が説明されている貴重な本。この本だけではなかなか理解はできない部分も多いので、個別の業務や知識を習得しながら、時々再読して自分の立ち位置を知る、みたいな使い方が正しい気がする。ただ、マニアックな領域だけに、ある程度の前提知識がないと読み進めるのは難しい

  • やっと読み終わった。生産管理システム導入時のポイントや、生産管理に関する用語について学ぶことができた。データの流れや各システムでどういったデータを管理することが望ましいかも詳しく説明してくれて、製造現場のシステムイメージが掴めた。

  • システム面から生産管理を知りたかったので参考に読みました。最新の生産管理システムの動向を押さえながら書かれていて大変勉強になりました。

  • 生産管理についてエライ勉強になる。

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著者プロフィール

早稲田大学政治経済学部政治学科卒、筑波大学大学院経営学修士。日本能率協会コンサルティング、アンダーセン・コンサルティング(現、アクセンチュア)、日本総合研究所などを経て、サステナビリティ・コンサルティングを設立、代表を務める。専門は、ビジネスモデル構想、SCM構築・導入、ERPシステム導入、管理指標導入、プロジェクトマネジメントなど。
著書に、『この1冊ですべてわかる SCMの基本』『図解 生産管理のすべてがわかる本』『この1冊ですべてわかる 在庫マネジメントの基本』『図解でわかる 販売・物流管理の進め方』 (以上、日本実業出版社)、『だから、あなたの会社の「在庫改善」は失敗する』(日刊工業新聞社)、『思考のボトルネックを解除しよう! 』『「見える化」仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『エンジニアが学ぶ物流システムの「知識」と「技術」』『エンジニアが学ぶ生産管理システムの「知識」と「技術」』(翔泳社)など多数。

「2021年 『しくみ・業務のポイントがわかる 現場で使える「SCM」の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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