- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798178790
作品紹介・あらすじ
好きな色、使いたい色から組み立てる。プロがつくった実践的な配色ブック◎配色への苦手意識がなくなる素敵な配色サンプルは巷にたくさんありますが、自分で自由に配色できるようになったらもっと楽しい。本書はぼんやりしたイメージや感覚に頼らない、本当に「使える」配色の本です。◎13色のメインカラーを使いこなせる実際に配色を考えるときはメインカラーを指定されたり、使いたい色から決めていくことも多いものです。そこで本書では汎用性の高い13色のメインカラーをピックアップ。それぞれメインで使う場合の展開を紹介していく実践的な事典となっています。◎色の世界観とストーリーを理解できる13色にはひとつひとつ歴史や文化、心理的影響などストーリーと世界観があります。それを理解できる実例とバリエーションを、イラストを交えてわかりやすく掲載。さらにその色の背景まで知ることができます。バリエーションは主に、デザイン・印刷業界で「特色」として使われている「DIC見本帳」の代表的な色名からセレクトしているのも特徴です。◎2色と3色の配色パターンをロジックで作れる2色と3色の配色を作る際、感覚ではなく「やわらかい色を合わせる」「強い色をぶつける」「無彩色を合わせる」「アースカラーを合わせる」「同系色でまとめる」などのそれぞれ5パターンで作成しています。このロジックにより、どんな色にも応用ができます。真似だけでなく自分のアレンジができるようになり、オリジナリティのある配色が可能です。【著者プロフィール】細山田デザイン事務所(ホソヤマダデザインジムショ)東京・渋谷区富ヶ谷にあるデザイン事務所。料理やライフスタイルの本、児童書から専門書まで、様々な書籍や雑誌を中心にデザインしている。2023年現在デザインを手がけている雑誌は、『dancyu』『GOETHE』『明日の友』『こどもちゃれんじ』ほか多数。著書に『誰も教えてくれないデザインの基本 最新版』(エクスナレッジ)、『一生役立つ「伝わる」デザインの考え方』(ナツメ社)、『細山田デザインのまかない帖~おいしい本をつくる場所』(セブン&アイ出版)がある。同所にて活版とリソグラフの製作スタジオLetterpressLettersを主宰している。
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
色別にインデックスされた色の解説(色名、与えるイメージ)、グリーティングカードという形式での配色スタディーを紹介し、次のページで同じデザインを用いながら2色、3色の配色スタディーの例を挙げ、最後に実際の製品の配色を紹介する。
色の組み合わせの中には「捨て案?」と思うものもあるが、ケースバイケースなのだろう。ただ、あえて可能性があることも示唆しているのかもしれない。
色のバリエーションの豊富さが他の本より多い印象。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人的に大好きな細山田デザイン事務所の最新版。
よくある「2色3色で」といった配色の基本が書かれている本だが、特徴的なのが、その2色3色の色合わせ方法の中で、「無彩色を合わせる」「同系色でまとめる」「やわらかい色を合わせる」そんな風なカテゴライズで配色を作っているというところ。
また、実例として、実際にあったプロダクトが載っていて、本の装丁であったり、おもちゃであったり、バッグであったり、そういったものがサンプルとして提示されている。
グレーの項目のところで面白かったのが「書籍のマップページ」。マップをグレーで載せたときに、周りの文字やその他イラストなどにどういう色が合うのか、そしてそれがどんな印象をもたらすのかが、それぞれ解説されている。とても参考になる。同じグレーでも、隣に使う色でだいぶ印象が変わる!