日本における教育学の発展史: 教員の集合的属性に着目したプロソポグラフィ

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  • 九州大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (590ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798503431

作品紹介・あらすじ

本書は日本の教育学という学問的ディシプリンに対し、伝記的データを用いたプロソポグラフィの手法によってその全体像の解明を試みるものである。戦前期の中等教員養成を支え、戦後日本の教育学者の多くを輩出し、教育学というディシプリンの再生産に大きな役割を果たしてきた各機関に勤務した教育学者たちは、いったいどのような人々だったのだろうか。19世紀末から20世紀後半にかけて活躍した教育学者たちの属性や機関ごとの特徴から、これまで「タブー視」されてきた日本の教育学の全体像を問い直す。

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  • 東2法経図・6F開架:371.21A/Su96n//K

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著者プロフィール

九州大学大学院人間環境学研究院准教授(教育動態論)。博士(教育学)。大阪大学人間科学部卒業、広島大学大学院教育学研究科修了。兵庫教育大学教員養成スタンダード開発室、大分大学教育福祉科学部・教育学部での勤務を経て現職。ドイツ教育学、S. ベルンフェルトやN. ルーマンの理論を基盤に、学校教育や教育実践、教育学史の研究に取り組む。
 書籍に『日本における教育学の発展史─教員の集合的属性に着目したプロソポグラフィ─』(九州大学出版会、2023年)、近著論文に「科学システムとしての教育学と教育実践の関係性再考―N.ルーマン科学論における学問領域の細分化過程と観察の多元性に関する議論から」(『教育学研究』、2022年)など。

「2023年 『ドイツにおける教育学の発展史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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