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- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798612911
作品紹介・あらすじ
スン家の凋落から数日後、事件の置き土産というべきか、荷引きに使われていた怪鳥トトスを保護したアスタたちは、トトスを新しい家族(?)として受け入れることに。そして、環境の変化はそれだけに留まらず、新しい料理を考えていたアスタの前に、料理の幅を広げる食材、"チーズ"がその姿を現すのだった-!!
感想・レビュー・書評
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石の町の商隊からはぐれた巨大鳥のトトスたちを森辺の民が受け入れることになる。一発で乗りこなすアイ=ファだが、これで森辺の民の機動力が一段上がることになった。力比べの大会があり、アイ=ファが思いのほか健闘して狩人としての力を示す。その優勝者の食事を提供することになったアスタは、分厚いステーキの蒸し焼きを開発する。東の民のシュミラルの定宿の晩食でも豚キムチやキムチ鍋のようなものを作り出し、宿の主人の感激を引き出す。シュミラルとの友情はなんかいいよね。その点、へらへら男のカミュア=ヨシュとの関係はどうかな。まあ、友情は成立しそうだが、一筋縄ではいかないだろう。そのほか、アスタの周りのいろいろな人物の動向や思いが述べられ、この物語世界へのなじみが深まる。
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