魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 1 (HJ文庫)

著者 :
  • ホビージャパン
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本棚登録 : 134
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798613819

作品紹介・あらすじ

どうすればいいのだ、この状況を……!
悪の魔術師として人々に恐れられているザガン。不器用で口の悪い彼は、今日も魔術の研究をしながら領内の賊をぶちのめしていた。
そんな彼が闇オークションで見つけたのは、絶世の美しさを持った白い奴隷エルフの少女・ネフィ。彼女に一目惚れしたザガンは財産をはたいてネフィを購入するが、口下手な彼はネフィにどう接していいかわからない。
かくして、愛の伝え方がわからない魔術師と、主人を慕いながらも訴え方がわからない奴隷、不器用なふたりの共同生活が始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 某SNS広告で存在を知り、ニコニコ漫画で内容を確認してどハマり。運良くBookLive!でセールがあったので購入。よくある本心が怖い方向に誤解される系主人公だけど、そのテーマが恋愛なので新鮮に読めた。しかも絵が可愛くて話も面白い。ニコニコ漫画でも大好評なので買って損はなし。素直にヒロインが一番好き。

  • 【電子書籍・再読】過酷な人生を送ってきた天才魔術師・ザガンと薄幸の美少女エルフ・ネフェリアの恋愛ファンタジー。ザガンが奴隷のネフィに一目惚れしたことで物語が始まります。コミュ障をこじらせたザガンのぎこちなくも自分を思いやる言動に次第に心を開いていくネフィ。危機的な状況を乗り越え(ザガンの一方的な勝ち)、2人の絆が深まっていく様子が描かれる1巻。登場人物紹介のような展開で次に繋がります。ネフィの友人になったシャスティル、マニュエラ、そしてザガンの悪友バルバロスが今後の物語を盛り上げていくでしょう。

  • Kindle Unlimitedで。
    前回、unlimitedを契約したときに読んだはず。

    続きが気になるけど冊数が多いのが。

  • タイトルに反して(笑)、基本的には思春期の少年少女のピュアなラブコメでした。
    世界観はコテコテのファンタジーですけど。
    才ある魔術師だけれど、ザガンの引きこもってきたせいで社会性と常識がまるで未成熟なところが可愛かったです。
    初めて恋をして、好きな女の子にどう接したら良いのかも分からず、不穏で傲慢な言葉ばかり出てきてしまうところが本当に面白い。
    でもネフィを大切にしようとする気持ちが行動には現れていて、ネフィの警戒が解けて惹かれる気持ちも理解できる。
    まだ家族のようだけれど、甘酸っぱいふたりをもっと見たいと思いました。

  • 非常に読みやすく、面白かった。ラノベってこうだよね、という感じがあり、安心できる。キャラクターの不器用さが微笑ましい。
    難点をいうと展開が読めてしまったことか。何にせよ、息抜きしたいときに読みたい一冊だ。

  • 何番煎じかわからん設定で始まったけど、ようできてた。
    続きを出して欲しいわ。

  • "「ご主人さまは、そんなに力をお持ちになって、なにを望まれているのですか?」

    その質問に、ザガンはすぐに答えることができなかった。
    ーー力を得て、なにを望むのか……?
    自分は、いったいなにを望んで力を手に入れたのだろうか。
    ネフィの表情が曇る。
    「申し訳ありません。訊いていいことではありませんでした」
    「いや、そういうわけじゃないんだ」
    首の後ろをかきながら、ザガンは言いにくそうに口を開く。
    「実は、特に考えていなかった」
    「考えて、いない?」
    改めて言われると、なんとも間抜けな話だ。
    宙に視線を泳がせながらザガンは頷く。
    「強いて言うなら、生きるため、か?」"[p.155]

    嫁にした……嫁にした?
    面白かった。
    魔王のもつ薄暗い過去が奴隷になってからのエルフの立場と同等だったのが、なんだかんだネフィの方が普通の人間の生活を知ってそうなのが良い。
    2巻も順調にラブコメしますように。

  • 重い過去を持った主人公とヒロインが惹かれ合っていく様子が良かったです。恥ずかしいぐらいイチャイチャしてました
    魔法陣を組み合わせて様々な奇跡を実現する、魔法の設定も面白いです。

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著者プロフィール

『沙の園に唄って』にて、第19回ファンタジア大賞(2007年)で佳作を受賞し、作家デビュー。

「2017年 『魔王の娘を嫁に田舎暮らしを始めたが、幸せになってはダメらしい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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