- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798616292
作品紹介・あらすじ
小説家になろう発大人気異世界料理ファンタジー第13弾!
サイクレウスの要請により、森辺の民と貴族の会談の場に同行することになったアスタ。覚悟を決めた彼は、森辺の族長達と共にその場へと乗り込む。
待ち受けるサイクレウスを前に、真実を明らかにするための会談がついに始まる。そして、森辺とジェノスの関係を決定づける瞬間がついに――!!
大人気異世界料理ファンタジー第13巻!!
感想・レビュー・書評
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この巻で一旦クライマックスを迎えた感じだ。森辺の民・アスタとサイクレウスとの対決があり、緊迫の場面を迎える。そのやり取りでのアイ=ファやバルシャ、ツヴァイの言葉が泣かせる。その後のあれよあれよという展開もいい。前後で対比的な状況になってしまうのだ。森辺の民と貴族たちの会食、サイクレウスがアスタの料理を食べる場面など、食が人と人を結び付ける素晴らしさが描かれるのだ。おまけのルティム家での食事の様子も温かい気持ちにさせられる。
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1巻から13巻まで読んだ(既刊30巻らしい)。13巻までで一区切りとなっている。面白かった。
異世界転生ものではあるが、なんら特別なスキルも肉体も持たずに転生した料理人の息子で、料理が好きな男の子アスタが、その土地で生活を切り開いて行く。縁を結んで、ファ家の家人となったが、悪い縁を結んだ族長筋の人々と対決する。というような筋ではあるが、面白いのはアスタが異世界の食材で試行錯誤して料理をつくり、人々を魅了していくというとこらへんが、なんかやさしくて面白い話。
14巻以降も続いているが、次にある程度話の区切りがついた巻が出たら、続きも読もうと思う。