才女のお世話 3 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました (HJ文庫)

著者 :
  • ホビージャパン
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798628233

作品紹介・あらすじ

「私にとっては伊月だけが特別なんだ」
完璧を演じるお嬢様とお世話係の甘々ラブコメ、待望の第3弾!!

『完璧』を演じる実は怠惰なお嬢様・雛子と、甲斐甲斐しく彼女の面倒をみる元一般庶民のお世話係・伊月。
天王寺さんのおかげで、雛子のお世話にも貴皇学院にも伊月が慣れ始めた頃、昔なじみの成香が友人作りに協力してほしいとやってくる。成香の良さを知っている伊月は彼女のために一肌脱ぐことにしたが――

「だって……伊月と最初に出会ったのは、私だったんだ」

成香のやきもちが爆発し、成香と雛子が伊月を取り合う事態に発展して!? 
お嬢様とお世話係の恋物語、完全書き下ろしで送る第3弾!!

感想・レビュー・書評

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  • みんなから怖がられてボッチになっている、幼馴染でありはとこな成香の友達を作ろう編。
    成香の問題の原因把握や解決に動く中、失敗を繰り返しながらも伊月が徐々に自身の問題にも気づき、それをも含めて解決してゆくほんわかとしたお話で、楽しく読めました。
    また、雛子が2巻以上に対抗心を燃やす様も中々面白かったです。雛子が言うように、伊月くんは色々な所にフラグ立てすぎですよね。北くん→成香とか。
    次巻は1巻から毎巻数行ずつその存在をアピールしていた幼馴染編でしょうか?楽しみにしてます。

  • 伊月に対する見方が変わってしまい、これまで無自覚&無防備に接していたことが出来なくなってしまった雛子が可愛らしい今回は、ボッチ気味な幼馴染みで伊月のはとこの成香の友人作りを頑張る回でした。孤高でクールに見えるけど、心許した相手には素のポンコツ具合をさらけ出せるというのは、ラブコメにおいてとても魅力的で愛すべき個性と言えましょう。そんな成香も伊月への好意を明確に示すようになり、さらにまた一人昔なじみが登場するようで(1巻冒頭の女の子?)、伊月を巡るヒロインレース激化の予感。続きが楽しみです。

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著者プロフィール

ライトノベル作家。主な著書に、『才女のお世話』(HJ文庫)『影の英雄の日常譚  勇者の裏で暗躍していた最強のエージェント。組織が解体されたので、正体隠して人並みの日常を謳歌する。』(KADOKAWA)などがある。

「2023年 『走りたがりの異世界無双 ~毎日走っていたら、いつの間にか世界最速と呼ばれていました~1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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