才女のお世話 5 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました (HJ文庫 さ 07-03-05)

著者 :
  • ホビージャパン
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798630731

作品紹介・あらすじ

「私……伊月のこと、もっと知りたい」
『好き』に悩む雛子はその答えを求めて伊月と同棲を始めることに!?

百合の言葉によって『好き』という想いに悩み始めた雛子。そんな時、苦手な相手である兄の琢磨が屋敷にくると知った雛子は、避難先に伊月が以前住んでいたオンボロアパートを選んで!?
「伊月がどんなふうに暮らしていたのか……私も経験してみたい」
残り短い夏休みを普段と違う場所で過ごす中、雛子と伊月それぞれの想いも形になり始めて――
商店街デートや台所で並んで料理など、雛子と伊月(+静音さん)の同棲生活が始まる、お嬢様とお世話係の恋物語、第5弾!!

感想・レビュー・書評

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  • 一周回って再び雛子のターン。
    此花家に戻る兄・琢磨から逃げる為、雛子と伊月(と静音)は一時的に伊月の旧家に住むことに。
    環境の変化によって、お互いにもたらされる気持ちの変化。「好き」という想いの理解と将来に向けた決意の両輪が見事に噛み合っており、面白かったです。
    琢磨の登場で、ついにラスボスが来た!って感じの本作。
    琢磨が伊月に対し、将来に渡って雛子の拠り所となり得るか、の決意を問うてくる展開で、ある意味味方で、ある意味敵である彼の登場は、本作の大きなターニングポイントになりそうです。
    他には、百合からもらったプレゼントを見て、
    頭を沸騰させる雛子も非常に可愛らしかったです。
    しかし、百合は敵に塩を送りまくっているようにみえるけど、それで良いのでしょうか。

  • 【Bookalker】『恋とはどんなものかしら』 自分の中にある感情は一体何かと悩む雛子が、ついに自分の気持ちに名前を付けました。そう、これが『恋』。ある事情から伊月と雛子が伊月が以前に住んでいた町で過ごすことになる今回は、前回に引き続きもう一段の転換点を迎えたといえましょう。新たな出会いによって、先に触れたように雛子は自分の想いに向き合い、伊月は雛子との関係を含めた自分の将来を考えることになりました。伊月が下した決断は二人の行く末だけでなく、彼を取り巻く人間関係に大きく影響するでしょう。今後の展開が楽しみです。

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著者プロフィール

ライトノベル作家。主な著書に、『才女のお世話』(HJ文庫)『影の英雄の日常譚  勇者の裏で暗躍していた最強のエージェント。組織が解体されたので、正体隠して人並みの日常を謳歌する。』(KADOKAWA)などがある。

「2023年 『走りたがりの異世界無双 ~毎日走っていたら、いつの間にか世界最速と呼ばれていました~1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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