才女のお世話 6　高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様（生活能力皆無）を陰ながらお世話することになりました (HJ文庫 さ 07-03-06)

著者 : 坂石遊作

• ホビージャパン (2023年6月30日発売)

作品紹介・あらすじ

マネジメント・ゲーム編、開幕!　
完璧を演じるお嬢様とお世話係の甘々ラブコメ、第6弾!!

雛子が『恋』を知った夏休みは終わり、ついに迎えた二学期。
学院で幕を開けたのは、生徒が経営者を疑似体験する授業、マネジメント・ゲームだった！　
天王寺さんの右腕・住之江さんというライバルが登場するも、伊月は生徒会入りを目指し順調に会社の業績を上げていく。そんな伊月をお嬢様たちは見守るが……。

「まったく……頑張り過ぎてはいけないとお伝えしたでしょう？」

恋愛はポンコツな雛子のお世話や、天王寺さんとの息抜きデートと、恋と勉強とで忙しい、お嬢様とお世話係の恋物語、第6弾!!

感想・レビュー・書評

[芳樹さんの感想 · 2023年7月16日]

【Bookwalker】これまで雛子、美麗、成香、百合とヒロインたちのエピソードが一巡し、前回は雛子が『恋』を知った。その流れで行くのかと思いきや、今回はビジネスのお話。生徒が経営者を疑似体験する授業マネジメント・ゲーム編でした。周りの同級生とは異なり初めて『経営』を意識する伊月の奮闘が描かれます。やっぱり伊月は格好良いですね。真面目で向上心があるし、何より雛子たちと対等になってこそ、という意識が高いところに好感が持てます。そして、このゲームを通じて伊月に希有な才能があることが明らかになり、そのことが今後の展開にどう影響するかも気になりますね。続きを楽しみにしています。

著者プロフィール

ライトノベル作家。主な著書に、『才女のお世話』（HJ文庫）『影の英雄の日常譚　 勇者の裏で暗躍していた最強のエージェント。組織が解体されたので、正体隠して人並みの日常を謳歌する。』（KADOKAWA）などがある。

「2023年 『走りたがりの異世界無双　～毎日走っていたら、いつの間にか世界最速と呼ばれていました～１』 で使われていた紹介文から引用しています。」