働く女性 28歳からの仕事のルール

著者 :
  • すばる舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799101469

感想・レビュー・書評

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  • 奥様が買った本ですが、帯に書いてあった「先の見えない モヤモヤをワクワクへ!」興味を持ち、読んでみました。

    プロローグに
    「考えずに働ける男心」vs「働く理由が欲しい女子心」って記述がありました。

    筆者の仮説に「男って、な~んにも考えずに働ける生き物」ってのがあるそうなのですが、・・・なるほど。そうゆう意味では、僕は、結構女子心の割合が高い気がしますw

    28歳でもなく、女性でもないですが、参考になりました。

    特に、「キャリアプラン」と「キャリアドラフト」は参考になりました。
    目の前の仕事に没頭して、ドラフト(漂流)することも大切。だと。

    あと、非常に納得したのが・・・

    「ワーク・ライフバランス」とは、「心のバランス」のこと

    エピソードとともに、納得です。

  • 常に目の前の仕事に全力を尽くすことで、知恵を絞り気付きを得てきた元マイクロソフト女性営業部長が、新人時代を過ぎて仕事に余裕が出てきた働く女性に向けて「キャリアの考え方」や「一人前の仕事術」等を著した一冊。

    著者は輝かしい経歴を持っているが、そのスタートは留学で就職活動に出遅れ、なんとかバイト先に就職できた、というものだった。しかも業務内容は営業サポートといった補佐的な仕事。私自身も今は周りの人間をサポートする事務的な仕事をしており、著者の新人時代を知ってぐっと親近感を持った。それに加えて書かれている内容も、社会人3年目の私自身にとって参考になったり考えさせられたりするものがあり、今の時期にこの本を読めて良かったと思う。

    改めて考えさせられたのは「一人前=プロフェッショナル」であり、「自分がやりたいかどうか」ではなく「相手が求めているかどうか」がプロの考え方の基本だという点である。相手を中心にして考え、相手のためにどんな時でも「結果」を出すことができれば、正社員や派遣、パートといったポジションは関係なく、その人はプロフェッショナルなのである。

    また「自分のメンタルは人任せにしない」という言葉も印象に残った。「褒められると伸びるタイプです」と言ってしまう人もいるが、それは他人の都合や周りの環境で自分のモチベーションが上下する、自分の心が振り回されてしまう危うい状態である。自分のメンタルを自分でコントロールできれば、毎日元気に仕事に取り組み、結果を残すことができるのである。

    私自身、社会人3年目で自分の仕事を見つめ直す時期があった。それを乗り越え、目の前の仕事を頑張ろうと決意した今、たとえ最前線に立つような華やかな仕事でなくても、まずは自分に与えられた業務でプロフェッショナルになろう、周りの人々に安心して頼ってもらえる存在になろうと改めて思った。

  • H25.9.23
    「何をするか」ではなくて「どうするか」。
    自分の中のモヤモヤの矛先を変えて、目の前のことに真摯に取り組みたいと思った。スケジュール術は真似してみようかな。

  • キャリアドリフトという考え方には救われた!
    目の前の仕事を頑張ろうて気になる(^^)

  • 2013年始めての本。
    耳に痛いことも書いてあるけど、これからの働き方を考えて見直す上で、すごく参考になりました。
    キャリアデザインはよく聞くけど、キャリアドリフトの概念が新鮮でした。
    当たり前のことなんだろうけど、目の前にある仕事に一生懸命取り組む。
    そこから、新しく見えてくるものもある。数年働いてわかったこと。

    今年初めの本としては良い本に出会えた。

  • 自分目線でなく仕事目線というフレーズが印象的だった。
    相手がある仕事にとって自分目線での目標設定ではなく仕事のOKラインはどこかを見極めてやることって当たり前だけど、できてないなぁと参考になった。

  • [図書館]
    読了:2012/11/8

    p. 156 ここまでくると、「あえてコミュニケーションをとる」というのは、私にも無理。そして、「地球上には、こんな気持ち悪い生物もいるんだね~」と観察・鑑賞の対象と見なして放っておくしかなかったのです。
    メール、他人、ミーティング活用。

    p. 180 部下と同じ猛獣になる必要はない、猛獣使いになればいい。リーダーシップではなくマネジャーシップ。

  • Microsoft日本法人で働いていた経験のある著者によるキャリアにたいする考え方や受け取り方を学べる。

    ビジネス本しかもキャリアデザイン系となるとああしましょうこうしましょうと書き連ねられ、読んだ直後は啓発を受けるがその後めっきり忘れてしまうことが多かった。
    だが、この本では「何もしなくてもよい」という一風変わった方針を打ち出している。
    それが「キャリア・ドリフト」という考え方だ。

    「キャリア・ドリフト」とはその場で与えられた仕事をきっちりする、いわば流されてこなすような仕事だ。確かに自分のキャリアを考えてきても、自分からつかみ取ったものよりも機会を与えられたことにより身につけたことの方が多い。
    与えられた仕事は一応楽しくこなせているようだ。でも、このままでいいのだろうか、私のこの先の生存戦略ってこれでよいのだろうかという漠然とした不安があり、何者にもなれない私はあたふたしてしまっていたのだが、それでいいらしい。そういうもんだよ、と語りかけてくれるようで、安心感は得られる。
    女性がマネージャに向いているという件に関しては平均年齢が高い職場なので私がマネージャになることは当分ないが、それでもそのときにまたこの本を思い出そうと思った。

  • 私、このままで良いのかな…。
    そう思い悩むことは誰にでもあるし、大切なこと。
    悩むなら徹底的に悩め。
    ただ、将来のモヤモヤと、目の前の仕事とは切り離せ。
    結局は、それなんだよなぁ。

著者プロフィール

成蹊大学文学部卒業。ブラマンテ株式会社代表取締役。新卒採用された会社で「クビ」にならないために必死で働いた後、1999年マイクロソフト日本法人に転職。体育会系の厳しい職場で、主要商品の営業に一貫して従事。数少ない女性の営業部長になる。在籍中、プレジデント・アワードを2回受賞。2007年、ブラマンテ株式会社を設立。「若年層向け働き方論」などを中心に社員研修などの活動を行っている。著書に『ワークライフ“アンバランス”の仕事力』『プレイングマネージャーの教科書』など

「2013年 『「頑張ってるのに報われない」と思ったら読む本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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