朝日新聞校閲センター長が絶対に見逃さない間違えやすい日本語

著者 :
  • すばる舎
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本棚登録 : 92
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799103012

作品紹介・あらすじ

言葉の番人が見過ごさない!厳選340語。漢字・慣用句・四字熟語から文章添削まで、正しい「読み方」「書き方」「使い方」を仕事にも活かす!

感想・レビュー・書評

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  • いくつか読んだ校閲関連の本のうちの一冊、のつもりでしたが、校閲本というよりは日本語の本でした。校閲の仕事をするうえで間違えやすい言葉、気をつけなければならない言葉というのは山ほどありますが、10年以上仕事をしてきて自分では結構知っているつもりでした。さすがに序盤はうんうんそうだよねと頷きながら読めたのですが、後半に進むにつれ知らない言葉や意味を間違えて覚えていた言葉などがどんどん出てきて、自分もまだまだだなと猛省。

    しかし、こうしてみると四字熟語って中国の歴史から生まれたものがとても多いですね。こちらの本とは関係ありませんが、四字熟語と中国史に関する書籍も出ているみたいなので、読んでみたくなりました。

    章の終わりにエッセイの添削も載っていて楽しかったです。いつもは校閲する側ですが、素敵な文章に刺激されて自分でも書いてみたくなりました。

  • ★大学図書館 新着・推薦図書★

    間違えやすい日本語を2択形式でひたすら取り上げています。

    「そうだったのか」と面白く読める反面、単調な300ページ近くのボリュームで飽きてしまう印象でした。
    (通し読みになってしまいました)

    もう少し薄い本だといいなと思いました。
    内容は充実しています!

  • 「雨模様」「やおら」「おもむろ」「気骨(きぼね)を折る」「ふりの客」「意馬心猿」「一視同仁」「後生畏るべし」「為にする」「韋編三絶」「苛斂誅求」など、別の意味だと思っていたり、初めて知るような言葉が意外と多かった。
    Kindleオーナーライブラリーではなかなかいい本がないのだが、これは元の値段が高いこともあり、お得感がある。

  • 気をつけないとね。

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著者プロフィール

前田安正(まえだ・やすまさ)

未來交創株式会社代表取締役。文筆家。文章コンサルタント。
早稲田大学卒業、朝日新聞社入社。校閲部、整理部、用語幹事、東京本社校閲センター長、編集担当補佐兼経営企画担当補佐などを歴任。本紙上に漢字・日本語などに関するコラム・エッセイを十数年執筆。
「文章の書き方・直し方」など、多くの企業・自治体の広報文・ニュースリリースのコンサルティングや研修を担当している。大学のキャリアセミナーにも多数出講。
主な著書に、『マジ文章書けないんだけど』(大和書房)、『きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける』(すばる舎)、『3行しか書けない人のための文章教室』『ヤバいほど日本語知らないんだけど』(以上、朝日新聞出版)、『ほめ本』(ぱる出版)、『使える!用字用語辞典』(共著・三省堂)など、文章作法、ことばに関する書籍は累計30万部を超えている。

「2022年 『「残念な文章」が明らかによくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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