経営者のためのIPOを考えたら読む本

著者 : 手塚貞治

• すばる舎 (2014年9月23日発売)

作品紹介・あらすじ

誰にも聞けなかった疑問が一気に解決!中小企業から大企業まで、数多くの上場を手掛けたコンサルタントが中立的な観点から、あなたの疑問にすべてお答えします!!企業の成長を見据えたうえでの上場が可能なのか!?上場にかわる最善策はあるのか!?本書を読んで、決定してください!

感想・レビュー・書評

[わたしさんの感想 · 2021年12月30日]

準備開始から上場までは最低3期の決算が必要。2期分の決算を準備して、３回目の決算で可否が決まる。
直前期には内部統制完了していないとならない。そのために監査を受けて、指摘を受けておく。

上場に必要な費用感がざっくりわかる。

[Tsumohaさんの感想 · 2015年12月7日]

IPO支援業務について経営コンサルタントの視点から解説されている。IPOのデメリットについて追加的費用負担面からしっかり書かれている点、納得した。また安定配当しているからといってIPO市場では評価されない点も納得した。つまりIPO市場では会社としての安定性より多少リスクを負ってでも高い成長性が求められているのだ。資本政策立案のところをもう少し知りたかったが、他の書籍を参考にするかな。