若い読者のための考古学史 (Yale University Press Little Histories)

  • すばる舎
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799107881

感想・レビュー・書評

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  • 考古学って面白そう、という人に 

  • 為になる

  • イェール大学の「リトルヒストリー」シリーズは、今のところ全部面白いのだけれど、その中でも一番だったかもしれない。
    近いようで遠い考古学の世界が、とても身近に感じられる様になる。

  • ふむ

  • これは、かなり面白かった。発掘者が、遺跡を見つけ、過去の歴史を明らかにしていく、興奮が手に取るように伝わってくる。

    ツタンカーメン王の話は、ドキドキした。現場を開けるときの、待ちきれない思いがたまらない。あるいは、ラスコーの壁画を見つけた、牛だよ!牛!という驚きに満ちた声。

    冒険とは、こんな気持ちだろう。いまは日本に留まっているが、いつか世界をまたにかける仕事をできるようになりたい。自分の目で、世界中のあらゆるものをみてみたい。

    そのためには、目の前のことを一生懸命やることだ。どこかにつながっているはずの、この道を行くしかない。残りわずかな20代で、できる限り色んなことに取り組もう。

  • 武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000153139

  • 時折出現する「旅行家」という肩書きがとても気になるし、憧れる

  • 返却

  • 文章の格調が高いにもかかわらず、読みやすく、期待以上の内容だった。考古学が想像したよりも歴史が浅いことにまず驚く 。
    そもそも歴史が学問として成り立ったのが最近なのだ。

    歴史の教科書で当たり前のように書かれていることは、先人たちの大きな努力なくして、成立しないことを実感した。

    特に好きなのは放射性炭素年代測定の章。科学が人文社会系の学問に貢献するのは胸が踊る。

    また、考古学の応用可能性の広さ、その学際性にも胸が踊った。若い時に出会ったら、人生が変わる一書だったかもしれない。

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著者プロフィール

イギリス生まれ。カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校の人類学名誉教授。考古学関連の著作が多数あり。『歴史を変えた気候大変動』、『千年前の人類を襲った大温暖化』、『海を渡った人類の遥かな歴史』など。

「2023年 『歴史を変えた気候大変動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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