キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ

著者 :
  • すばる舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799110935

作品紹介・あらすじ

「話が長い」「脱線する」「何を言いたいかわからない」など、「仕事で避けたい話し方」をやめるコツを紹介するのが本書。誰もがやりがちな、ぼんやり話したり、聞いたりする点を直し、仕事で正確かつ円滑にコミュニケーションを取るための「上手な聞き方」「確認の仕方」「質問の仕方」「話の展開の仕方」などを4コマ漫画を交えてわかりやすく具体的に紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 日々人間関係に生じる「話のズレ」を修正する方法が語られていました。自分は話の途中で思考が迷走するクセがあるのに気付いたので、瞑想は後回しにして、そのぼは一言一句もらさず傾聴するクセをつけようと思いました。

  • 職場での会話になんだか”変な感じ”があったり、うまく説明できなくてまさにトイプーくんのような空回りをやらかす理由を解明してくれた本でした。側から見るとこんな感じだったのか、いい年して恥ずかしい…でも読んでよかった…

    以下、実践したい点
    •聞き漏らし内容の確認には雑談を持ちかけてから相談する形で確認する。
    •丁寧に、漏れなく細かく話し切る。
    •主語と述語を近づける。
    •報告時は、時系列ではなく結論ファーストに。

  • 人との会話が上手くいかないことがあるため、この本を購入した。
    リアクションの下手さに悩んでいたが、まずは体の向きを話す相手に向けることから始めようと思った。
    ズレの原因となる3つ
    ①反射
    ②思い込み
    ③知識不足

    解決策はそれぞれ
    ①曖昧、言い足りないことを明らかにする
    ②自分の考えを言葉にして確認する
    ③自分の知識が少ないことを忘れずに、質問力を鍛える

    その場で確認。内容を具体化して、それぞれの常識はメモする。

    細かいことを聞くためには、初めに大ざっぱな質問をして、「ちなみに」で細かい部分を質問する。

  • <本のタイトル>
    キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ

    <本の紹介>
    「話が長い」「脱線する」「何を言いたいかわからない」など、
    「仕事で避けたい話し方」をやめるコツを紹介するのが本書。
    誰もがやりがちな、ぼんやり話したり、聞いたりする点を直し、
    仕事で正確かつ円滑にコミュニケーションを取るための
    「上手な聞き方」「確認の仕方」「質問の仕方」「話の展開の仕方」などをわかりやすく具体的に紹介します。

    <感想・気づき>
    ・オフラインでは「膝を相手に向けて座る」
     膝を向けた方向に体も顔も合わせて向く。相手と面と向かっていればちゃんと聞いていると思われる。
     聞く姿勢が出来上がっていれば会話の主導権を握れ、相手はいつも以上に話す気になってくれるはず。

    ・「聞き間違い」や「認識違い」を防ぐには声に出してオウム返しで聞き返すのがよい。
     これは「復唱(バックトラッキング)」という基本技術である。他には「指差呼称」も有効。
     内容をリピートしていくと、ぼんやりしていた部分が具体化されていき、認識のずれを無くせる。

    ・自分と相手とで会話のスタンスを最初に合わせてから話を展開していくこと
     営業であれば、単に情報共有だけなのか、今日購入判断をしようとしているのか、
     この前提のスタンスが両者で異なると、会話内容がズレて知らない間に信用を失う。

    ・細かいことを確認する場合は、気が引けることもある。そういうときは「ちなみに作戦」を使う。
     既に分かっていて確認するまでもないことを先に確認してから、「ちなみにですが、、、」と本題に迫る。
     そうすることで、相手も嫌がらずにすんなり教えてくれることが多い。

    ・話は長くなってもいいが、話の1文1文はコンパクトに短くするべき。
     そのための秘訣は「主語と述語を近づける」こと。
     ダラダラ話すのではなく、短く1文ずつ切って、順を追って説明していけば
     少々話が話が長くなっても相手に理解してもらえるような話し方になる。

    ・ロジカルに話すときは結論ファースト、エモーショナルに話すときは結論ラスト、で使い分ける。
     またロジカルに話すときは淡々としたトーンで、エモーショナルに話すときは感情をこめて話すこと。

    ・脱線しない3つの鉄板レール
     ①SDS法:自己紹介や商品紹介に向いている。短時間で分かりやすく伝えるときに使う。
      Summary(論点):こうなんです
      Details(詳細):詳しくはこうです
      Summary(論点):ということで、こうなんです

     ②PREP法:結果報告や悩み相談に向いている。説明するときに説得力が増す話し方である。
      Point(論点):こうなんです
      Reason(理由):なぜかというと、こうですから
      Example(具体例):たとえば、こんなこともありました

     ③DESC法:背景を説明してから問題提起や提案をするときに向いている。
      Describe(描写):こんなことがありました
      Express(説明):このままだとこうなります
      Suggest(提案):こうしたらいかがでしょうか
      Consequence(結果):こういう結果になります

    ・口数の少ない人と仲良くなるためには、相手が答えやすい質問をする必要がある。
     よくありがちな「趣味は?」「週末の過ごし方は?」はNG。ぼんやりとしか答えられないから。
     そうではなくて、
      1、唯一無二のことを質問する。一問一答形式だと答えやすい。
      2、コンパクトな質問にする。文字数20文字程度でおさめる。相手がノッてきたら質問を長くしていく。
      3、抽象度の高い質問は同じテーマで3~5往復させる。1回で期待した回答が返ってこないものと理解しておく。

  • 本のデザインから受ける印象とは違い、内容は具体的で参考になる。

    言い方一つで相手に与える印象って、大きく変わるんだなと、改めて感じた。

  • 部下、他部署の後輩がうまく行ってなさそうなので、横山さんのメルマガでの宣伝に乗って購入。まさに、彼•彼女のことを語っている内容。部署内の回し読みで、アプローチすると、本人も悩んでいたようで、ページをめくるごとにまさに自分のことだと納得していました。なかなかそこから実践に繋げていくのは簡単ではないですが、きっかけになったのではないかと思っています。

  • 意図を伝える際に、相手によっては伝わらなかったり間違って伝わったりする。正しく伝えるための注意点を学び、活用するために読んでみたい

    #キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ
    #横山信弘
    23/3/1出版

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  • 具体的でわかりやすかった!
    根本的にはまず集中。
    そして「自分は思い込んでるだけかも」と意識しよう。

  • 相手とのズレを生む「3つのパターン」
    ①反射
    ②思い込み
    ③知識不足

    これは仕事上でコミュニケーションを取る上では特に気を付けておきたいこと。

  • 方法論はたくさん書いてあるが、それらが各々役立つかはTPOによると思っていて、それについて全く書いてないので役立たなさそう。
    また、勅使河原真衣さんの本を読んだ後だったので、このような キミはだめだ!論調は殺伐としていてよくないよな…と思った。

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著者プロフィール

株式会社アタックス・セールス・アソシエイツ 代表取締役社長

「2021年 『絶対達成する人は「言葉の戦闘力」にこだわる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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