ぼくらの新・国富論 スタートアップ・アカデミー (WIRED BOOKS)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2014年1月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799314487
作品紹介・あらすじ
日本にヴェンチャー精神がないなんて誰が言った?旧世紀型ビジネスモデルの限界を打ち破れ。これからの日本を変えるのは若きヴェンチャーなのだ!コンサル業界に新風を巻き起こす並木裕太と「WIRED」編集部のコラボレーションで贈る未来を担うビジネスマン必読の一冊!
感想・レビュー・書評
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日米のスタートアップや、スタートアップに投資するベンチャーキャピタルなどが解説されていました。日本の若き起業家たちのインタビューが多数掲載されていますが、全員慶應卒。日本には起業家が少ないと嘆いて意識改革とか制度改革とかを挙げている書籍ですが、おそらく家柄とか生い立ちとかその時点での差が一般人には到底埋められないのだということを理解しました。
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この本で紹介された起業家の10年後はどうなっているのだろうか。
最後のページにビルゲイツとスティーブジョブズの若かりしころの写真があった。ジョブズイケメン。 -
結局wiredってどんなジャンルの雑誌なのだろうかw
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行動力大切だね。日本の中の「マフィア」は茶番すぎて笑える。ぶち抜こう。ただのコピー野郎どもめ。日本には日本の優位性があるようです。あと、ちゃんとリスクは自分でヘッジしましょう。
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スゴく理解しやすい文章なのに、スゴく触発される本。起業を一つの切り口として、ビジネスのいろんな局面で成功している人、情熱を持っている人とのインタビューが載っています。こういう人たちの考え方は触れるだけで、行動しなきゃ、って思わせてくれる。しかも、空論じゃなくて、ヒントがいっぱいあるのがうれしい。並木さんってすごいなぁ。
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前半はそんなに得る物のない残念な内容だが、後半の有名起業家たちのインタビューは得るものが多かった
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好きな雑誌、WIREDさんの書籍第一弾とういうこともあって購入!
見た目は分厚くて、ちょっとひるむかもしれませんが、中身は非常に読みやすく、時折ベンチャー企業のオフィスの写真があったりして、面白く読むことができます。
日本では起業のためのポテンシャルは高いのに、まだ周りの環境がアメリカなどに比べると整っていないということ、起業はなにも「一世一代の!」という感じではなく、失敗しても前へ!という意思でやったほうがいいということ、考えすぎず、まずは面白いと思ったことをやってみる!ということが本書のメッセージとしてはあると思います。
また、色々な起業家たちのインタビューも書かれており面白く読むことができました。
Paypalマフィアを意識して、日本版Paypalマフィアの面々にインタビューをしているのだろうが、「慶應大卒」「早稲田卒」が多くて多くの有名大以外の人たちは「やっぱりな」と起業家たちとの間に溝を感じてしまうのではないか。
もちろん有名大には起業家になって成功するような優秀な人たちが多いのも分かる。しかし、より多くの若者に起業を促し、ライフスタイルの選択肢の一つとして提示するのであれば、より色々な出自、業界の起業家にインタビューして欲しかったなという気持ちがある。 -
日本においてベンチャーの立ち位置をアメリカなどの国と比較し、書かれていたので、とてもわかりやすく面白かった。
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大好きな雑誌WIREDの書籍第一弾は、スタートアップの教科書。
そうそうたるメンバーとのインタビュー記事を通して、起業の現場をひしひしと感じることができます。
いつかは俺も!と考えてる人は一読あれ。野心に火がつきます。
ロックスターに憧れてバンドを始めるように、若者たちが起業家を目指すようになればいい。 -
当たり前の基準がたくさん散りばめられています。マイノリティな当たり前の基準こそが、実は、心地よいのかもしれません。この本で、取り上げられている多くの当たり前が、自分の当たり前になってこそ、21世紀を生きていくうえでは、欠かせないのかもしれません。たとえると、農耕時代と稲作時代、騎馬と鉄砲。使う道具は、20世紀と21世紀とでは、違うのは当たり前なのかもしれません。その変化のスパンは、どんどん速くなっています。